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遅ればせながら謹賀新年です。
遅ればせながら、紅白では布施明と和田アキ子が良かったです。
歌謡曲に郷愁を感じる年代に、猛スピードで突入しつつあります。
もともとノスタルジー好きの私なので仕方ないですが、昭和は遠くなりましたね…(遠い目)。
今年も後ろを向いたり、前を見たりしてモソモソ進んでいこう。
昨年香港映画に好印象を持ったので、何作か見てみました。
●楽園の瑕(1994)
東邪西毒・Ashes of Times
〈叙情派あらすじ〉
昔の話。砂漠の村の外れに、殺し屋の仲介業を営む孤独な男(レスリー・チャン)が住んでいた。後に西毒と呼ばれるこの男は、感情に流されることはない。愛に絶望しているからだ。彼のもとには時々客が訪れる。過去を忘れたい男(レオン・カーフェイ)、盲目の武士(トニー・レオン)、嫉妬に狂う女(ブリジット・リン)…。それぞれの愛が糸のようにお互いに絡みあい、せつなさを生む。嗚呼、あらすじを書くのも難しい、情緒の世界の物語。
・なんでこれを手にとったかというと、映像がきれいそうだったのと、キャストに知った名前が多かったから。それもそのはず、当時のオールキャスト勢揃いなのだそうだ。しかも監督は王家衛。
・ウォン監督と言えば、まえーに「恋する惑星」を劇場で見たっけ。きれいな作品だったけど、カメラがぐらぐらしてて目が回りかけたんだった。
・ほんで話はというと、うーん、ジョジョー的な作品。ラブが交錯する話なのであります。レスリーの前に現れるそれぞれの人物像を美しく描き出している。
・これには原作があって、中国では超ベストセラーの「シャチョウ(←社長ではない)英雄傳」が下敷きになっているそうです。なので、知っていればスイスイと人間関係が頭に入るであろう。だけど、どうもこの話は、人物を借りてるだけで本編とは関係なさそう?
・王家衛のいい意味での思わせぶり演出を楽しむ映画かも。ミーハー的には、美男美女俳優の豪華コスプレカタログを見せて頂いた感じでウレシイ。
・もろにラブなんだよね〜。愛がテーマにどどーんと来るとちょっと無口になる私であった。松阪慶子(!)でないけれど、あれも愛、これも愛ってなわけで、そうかーそういう愛の形もあるんだねフムフムと思うだけの自分の感受性の乏しさが寂しくなってしまうのであります。
・ラブが苦手というのは、不本意なのですが。情緒不足と言われているみたいでさ。
正直な感想を申せば、どう感じていいのか困ってしまったのであった。
・なんで中国でワイヤーアクションが盛んなのか、ちょっと分かったような気がする。この話にはちょっとしか使われてないけど(愛の話だから)、中国のヒーローは宙を自由に舞い、超能力を使っていたんだそうな。それを表現する策が、ワイヤーなんですね多分。必然で生まれた技術なのでは。
日本でもイナバの白ウサギなんかを映像化すれば、ワイヤーでびしばし決めた大スペクタクルロマンが撮れるかも。
・レスリーは美しかったです。
遅ればせながら、紅白では布施明と和田アキ子が良かったです。
歌謡曲に郷愁を感じる年代に、猛スピードで突入しつつあります。
もともとノスタルジー好きの私なので仕方ないですが、昭和は遠くなりましたね…(遠い目)。
今年も後ろを向いたり、前を見たりしてモソモソ進んでいこう。
昨年香港映画に好印象を持ったので、何作か見てみました。
●楽園の瑕(1994)
東邪西毒・Ashes of Times
〈叙情派あらすじ〉
昔の話。砂漠の村の外れに、殺し屋の仲介業を営む孤独な男(レスリー・チャン)が住んでいた。後に西毒と呼ばれるこの男は、感情に流されることはない。愛に絶望しているからだ。彼のもとには時々客が訪れる。過去を忘れたい男(レオン・カーフェイ)、盲目の武士(トニー・レオン)、嫉妬に狂う女(ブリジット・リン)…。それぞれの愛が糸のようにお互いに絡みあい、せつなさを生む。嗚呼、あらすじを書くのも難しい、情緒の世界の物語。
・なんでこれを手にとったかというと、映像がきれいそうだったのと、キャストに知った名前が多かったから。それもそのはず、当時のオールキャスト勢揃いなのだそうだ。しかも監督は王家衛。
・ウォン監督と言えば、まえーに「恋する惑星」を劇場で見たっけ。きれいな作品だったけど、カメラがぐらぐらしてて目が回りかけたんだった。
・ほんで話はというと、うーん、ジョジョー的な作品。ラブが交錯する話なのであります。レスリーの前に現れるそれぞれの人物像を美しく描き出している。
・これには原作があって、中国では超ベストセラーの「シャチョウ(←社長ではない)英雄傳」が下敷きになっているそうです。なので、知っていればスイスイと人間関係が頭に入るであろう。だけど、どうもこの話は、人物を借りてるだけで本編とは関係なさそう?
・王家衛のいい意味での思わせぶり演出を楽しむ映画かも。ミーハー的には、美男美女俳優の豪華コスプレカタログを見せて頂いた感じでウレシイ。
・もろにラブなんだよね〜。愛がテーマにどどーんと来るとちょっと無口になる私であった。松阪慶子(!)でないけれど、あれも愛、これも愛ってなわけで、そうかーそういう愛の形もあるんだねフムフムと思うだけの自分の感受性の乏しさが寂しくなってしまうのであります。
・ラブが苦手というのは、不本意なのですが。情緒不足と言われているみたいでさ。
正直な感想を申せば、どう感じていいのか困ってしまったのであった。
・なんで中国でワイヤーアクションが盛んなのか、ちょっと分かったような気がする。この話にはちょっとしか使われてないけど(愛の話だから)、中国のヒーローは宙を自由に舞い、超能力を使っていたんだそうな。それを表現する策が、ワイヤーなんですね多分。必然で生まれた技術なのでは。
日本でもイナバの白ウサギなんかを映像化すれば、ワイヤーでびしばし決めた大スペクタクルロマンが撮れるかも。
・レスリーは美しかったです。
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