銀河鉄道の夜

2006年6月11日 音楽
アニメ「銀河鉄道の夜」のサントラ盤。

ファンタジックなこの作品に、これまた幻想的な細野さんの音楽がぴたりと合っていて、これらのBGMがなければ、こんなにこの映画を好きになることは無かったかも知れないとも思う。

そーいえばYMOのメンバーって皆さんどこか幻想的な容貌ですよね。
その中でも一番細野さんが現実離れしているというかなんというか、やっぱりファンタジック(褒めてるつもりなんだけど)。

サントラなので一曲づつが短いのですが、聴いているとシーンとセリフが思い出されて、つい

『ジョバンニ、らっこの毛皮が来るよ』
『なんだ、これはお菓子だ』
『こんな幻想第四次の列車(←うろ覚え)どこまででも行けますからねぇ』
『ああ僕は何万回火に焼かれてもかまわない』
『わたくしという現象は……』

とぶつぶつ呟きながら耳を傾けている変な人に。
ちょっとヤバイ。
でも家の中だからいっか。

細野晴臣 CD テイチクエンタテインメント 1996/02/21 ¥1,529
アルバムの画像を出したかったのだけれど、ないみたいなので(ホワイ?)ライブ版の方を。

このアルバムの作品はボサノバの父、アントニオ・カルロス・ジョビンのおうち(in リオ・デ・ジャネイロ)で収録されたそうで、確か何年か前のコーヒーかなにかのCMでもそのシーンがフィーチャーされていたような気がするのですが(気のせいか?)、とてもこざっぱりとした雰囲気の良いお宅で、その独特の空気がどの楽曲にも感じられ、心地よく聴けます……。

……。

はっ。寝てしまった。

というぐらい気持ち良い音楽。
間接照明の下でゆったりと聴きたいですね。

MORELENBAUM2 / SAKAMOTO 坂本龍一 モレレンバウム・ツー CD ワーナーミュージック・ジャパン 2001/11/21 ¥3,059

California Dreaming

2006年6月4日 音楽
一年を通していつでも楽しめるアルバムですが、個人的には初夏、この季節に聴くのがいちばん心地よい。
湿度がもうちょびっとでも高くなると、今度は暑苦しく感じたりしますが、それはそれでまた違った趣き。
ほんとはカリフォルニアのカラリとした空気の中で聴くのがベストなんだけど……。

Wes Montgomery CD Verve 1990/10/25 ¥1,392