またまた新撰組もの。今度はマンガを読んでみた。
ずいぶん昔の作品のようですが、三谷氏が影響を受けたということで、再注目された模様。作者(みなもと太郎氏)と三谷氏との対談もあり。
抱腹絶倒というのではないですが、なかなか面白い、というよりは興味深いです。

新撰組といえば、悲惨でダークな印象が一般的にはあるわけですが、そこをギャグで軽やかにつっこみを入れられるのが後生を歩む我々の役得なところかも。

だいたいシリアスな話になるほどつっこみどころが増えていくわけで、二次創作やパロディの元ネタになるのも頷ける気がする。

土方歳三がなんかかわいい、まるまっちくて(笑)。池田屋のコマの隅っこのほうで、こっそり咳き込んでる沖田が可笑しい。律儀な。

それで本編はかなり短くて、それ以外になんでか忠臣蔵についてのエッセイマンガが入ってるんですが、これもけっこう楽しい。確かに播州弁で怒鳴り散らす忠臣蔵は見たことがないような。あと、コントじゃない「一人忠臣蔵」映画は面白そうだ。

この作者の「風雲児たち」という作品は未見なので、機会があれば読んでみたい。
でも今すごい長いの読んでるからなぁ…いつになるやら。

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