マイライフ・アズ・ア・ドッグ
2004年5月3日 英・欧州もの
●マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ
My life as a dog(1985)
〈スプートニクなあらすじ〉
病気のお母さんになんとかして振り向いてもらいたいイングマル、だけどやることなすこと裏目に出てばかり。愛犬シッカンと別れて叔父さんの家に居候。そこでの出来事が少年の心を優しくいたわる。
・「ギルバート・グレイプ」と同じ監督。漂う諦観、『ぼくは〜よりマシ』理論で自分をなぐさめるイングマル。上を見たらきりがないけど、下を見てもきりがないんだよね。これはこども時代だけじゃなくて、生きてる間中、自分の気持ちと折り合いをつけるための普遍的な手段だよなあ…としみじみ。
・スウェーデンの景色も目に楽しく、日本のこどもたちとの違いも楽しかった。『もう寝なさい』とか言われたって、まだ外は明るいのが普通なんだなあ北欧。
・性についてのトピックをうまくまぎれこませてる。日本人が同じような手口を使うと成功しないような気がするなぁ、なんかじっとりした雰囲気になりそうで。別のアプローチじゃないと無理そうだ。
・イングマル少年はモテモテだなあ。パーティで少女達が彼を巡って喧嘩になったときの表情がいい。あれ、あんた俺のこと好きなんや、みたいな顔。
・ライカ犬…。
「ギルバート〜」もそうだったけど、脇役にもそれぞれの生活や苦悩がちゃんと、なにげなく盛り込まれてる。だけど、少年みたいな少女が最後にあっさりスカートをはいて登場したのには、あれっと思いましたが。もう乗り越えちゃったの?それとも、わざと少年らしく振る舞わくてもいい自分らしさを手に入れたのか。
・こどもって難しい。
・でもなんでそんなこと言うの。自分だってこどもだったくせにさ。自問自答。
My life as a dog(1985)
〈スプートニクなあらすじ〉
病気のお母さんになんとかして振り向いてもらいたいイングマル、だけどやることなすこと裏目に出てばかり。愛犬シッカンと別れて叔父さんの家に居候。そこでの出来事が少年の心を優しくいたわる。
・「ギルバート・グレイプ」と同じ監督。漂う諦観、『ぼくは〜よりマシ』理論で自分をなぐさめるイングマル。上を見たらきりがないけど、下を見てもきりがないんだよね。これはこども時代だけじゃなくて、生きてる間中、自分の気持ちと折り合いをつけるための普遍的な手段だよなあ…としみじみ。
・スウェーデンの景色も目に楽しく、日本のこどもたちとの違いも楽しかった。『もう寝なさい』とか言われたって、まだ外は明るいのが普通なんだなあ北欧。
・性についてのトピックをうまくまぎれこませてる。日本人が同じような手口を使うと成功しないような気がするなぁ、なんかじっとりした雰囲気になりそうで。別のアプローチじゃないと無理そうだ。
・イングマル少年はモテモテだなあ。パーティで少女達が彼を巡って喧嘩になったときの表情がいい。あれ、あんた俺のこと好きなんや、みたいな顔。
・ライカ犬…。
「ギルバート〜」もそうだったけど、脇役にもそれぞれの生活や苦悩がちゃんと、なにげなく盛り込まれてる。だけど、少年みたいな少女が最後にあっさりスカートをはいて登場したのには、あれっと思いましたが。もう乗り越えちゃったの?それとも、わざと少年らしく振る舞わくてもいい自分らしさを手に入れたのか。
・こどもって難しい。
・でもなんでそんなこと言うの。自分だってこどもだったくせにさ。自問自答。
コメント