X-MEN

2004年7月16日 アメリカもの
最近アメコミに興味があるので。

● X−メン
X-MEN(2000)

〈あらすじ自由自在〉
ミュータントが迫害される近未来。過去を失ったナイフ男ウルヴァリンが巡り会ったミュータント集団Xメンは、過激ミュータント・マグニートーと人類の間で傷つきながら戦っていた。そして彼らはマグニートーの陰謀を阻止すべく立ち上がる。

・中途半端に知識が入っていたので、ウルヴァリンの武器は爪だと勘違いしてて、イメージ的にはギネスに出てくる『生まれてから一度も爪を切ってない』ような人が戦う話だと思ってた。それってあんまりカッコよくないよなーと。そうか、ナイフか。

・この原作は何でも40年以上のベストセラーだそうですね。すごい。なんとなくどこかで聞いたような設定があちこちに…と感じたけど、むしろこれが本家だったのか。色んなところへ影響を及ぼしているのがわかりました。

・悪玉のアジトが洞窟だったり、味方ミュータントがスタイリッシュで、敵方ミュータントが悲しくもグロテスクだったり、いかにもコミックベースなのにうまいこと重厚感を出している。クロームメッキ風の画面が雰囲気に合ってました。

・ウルさんの髪型はなんとも言えないですね。逆さ絵みたい。ワイルドサリーちゃんのパパ。なのにちょっと笑うだけで、お人好し度がアップ。荒んだ人生の割には人なつこいし、ワンコみたい。さすがウォーでガンス。

・ミュータント・ハイ、いいなあー行きたいなー。ホグワーツより面白そう。でもかっこいいミュータントになれたらいいけど(ストームみたいに)、鼻毛が異常に伸びて鞭になるとか、耳から放水するとかの特技だったら嫌だな…。能力は選べないのね。そういう悲しいミュータントをマグニートーが救済するのかなぁ。本当のところ、誰が悪いとは言えない話ですね。

・しかし、一段落してやっとウルヴァリンの過去話が、と期待したらあらっ。2を観ろってことか。そうなのか。

・私としてはローグとの絡みが面白かったので(プラスとマイナスでナイスカップル)この辺りを発展させてほしいのですが。同じヒーローものでも、スパイダーマンとは色合いが違いますね。アメリカですべてが起こっているという点では同じだけど。ま、「アメリカン」コミックだからそれはしょうがないか。

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