●みんなのいえ(2001)

〈あらすじ地鎮祭〉
売れっ子脚本家の直介と民子夫婦が家を建てることに。しかし設計者の有能デザイナーと大工である民子の父がことごとく衝突、無事に完成するのか?

・思えば「新選組!」がピークだったかも知れない、私の三谷さん病。良くも悪くも最近ではメディアに露出しすぎてて、腹八分目ぐらいになってきた。(ファンでいるのを)この辺で止めておくのが吉か。しかしそういうのって自制するものか。

・面白かったのは、義父とデザイナーの関係に意味もなく嫉妬する直介のエピソード。これを頭の中で三谷さん本人に置き換えて見てみると「イラシイ」(=イライラ+オカシイ)度が上がります。
それから確信犯的にいじられている田中邦衛か。邦衛が邦衛のセルフパロディを。木訥な黒板五郎からフットワークが軽い「あなたの隣の黒板五郎」にイメチェン、親近感を抱かせる。今ならつむじもどこにあるかわかるし。三谷さんも監督冥利でしょう。

・良くも悪くもフジテレビ色。
それってみんなが染まりたい色?

・突然ですが今年の抱負。

昨年は一つの映画に関して:
出来るだけ思い付いたことを箇条書きし、その上で考えをまとめる作業を行ってきた(つもりです)が、今年は全体的な感想の中からメインアイディアのみを抽出して、簡潔に意図を述べる努力をしたいと思いまーす。

と書いておかないと忘れるので書き残しとく。

コメント