雨がそぼ降る日に『さよなら』なんて聴いていると、ほんとにもう終わりな気がしてきて、かえって気持ちがシンと落ち着いたりします。
オフコースと雨の組み合わせは大変よろしい。

……

てなことでシーズン2終了。

【ネタばれ付き感想】

最後の3時間ぐらいで、これは本編withキムのスピンオフだということにやっと気がつきました。
全国100万人のキムファンに贈る、キムが追い詰められ野山を駆け、やたらおチチを揺らすボーナスストーリーだったのですね。叩けば叩くほどたくましくなるキム。トラブルに巻き込まれながら、アメリカの社会問題(DVとか)を紹介するキム。どっちの方向に行くつもりなのでしょう。

分別のあるキムとも言える眉間シワ子(毛糸)。わりと好きです。マリーとケイトを娘に持つお父さんの教育方針が知りたい。

毎度ながら「大事件の中の小さないざこざ」には敬服するけれど、それにしたってミシェルとキャリーの設定はスゴイ。どんな職場でも人間関係のもつれはあるでしょうが、この場面でそうくるか。
庶民的問題が、結局は国際的大事件を左右し得るという皮肉がこもっているのか何なのか。人間くさいにもほどが…。
緊迫しすぎておかしくなってるのか、とにかくますますCTUは信用できないことがわかった。
もし成果を出しているとしたら、それはトニーやミシェル達以外の職員があんたたちをカバーしてくれてるからだよ…。
星になったメイソン…。

今回も一日のうちにあり得ないほど出来事がてんこ盛りで、最初の方のエピソードやキャラクターを忘れがちですが、死んでも死なないジャックはいいとしても、職務に忠実なリンやユスフがお気の毒。
特にユスフ、好きだったのに…。
警官やガードマンもよく死ぬよね…捨てキャラとは言え。

司法取引がもしなかったら成立しない話だなぁ。アメリカってつくづく取引社会なんですね。

それはそうと、あれがタムリン・トミタ?
家の方針で生まれてから一度も髪を切ったことがない(当時)と昔「スクリーン」か何かに書いてあった(ような気がする)アイドル女優(?)の、あのタムリン・トミタさん?
面影があるようなないような、なんかもっと可憐な感じだったような気がするけど、何十年も経てばそりゃ雰囲気も変わるか。すごい大人じゃないか。髪の毛は切ったのかしら。ひっつめてたからわからん。
懐かしい。
そーいえば前のにはルー・ダイアモンド・フィリップスもちらっと出てたっけ…。こちらはまったくお変わりなかったけど。

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