●恋人たちの予感
When Harry Met Sally...(1989)

〈巡るあらすじ〉
腐れ縁のハリーとサリー。節目ごとにすれ違う二人は次第に友情を育み、やがて微妙な関係に変化して…。

・キュートなメグちゃん、魅力爆発の巻。
ありそうな話をありそうであまりなさそうなキャスティングで、実にありそうに見せて共感を呼ぶところが上手い。軽妙な会話で男女間の温度差を表現。
男女間に友情は成り立つか、というトピック。んが、この切り口では純粋に友情だけを抽出するのは難しいなぁ。自然な友情も当然存在すると思うけど、ここではお互いを意識してるもの最初から。

・しかし年月を経て、相手に今まで気が付かなかった魅力を発見するということは往々にしてある。気が付けばいつも君が側にいたね…みたいなの。ハッ…とする瞬間は一目惚れよりも衝撃度が高いかもしれない。

・逆リープ21な頭髪のビリー・クリスタルは、もうちょっと情けないタイプでも良かったかも。ウディ・アレンみたいに。そうなるとホントに友情止まりになりそうだ。
10年以上の歳月を自然にこなしているのはさすがメグちゃん。最初ちょっと髪の毛暴発気味でフライング。

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