生きーているかーらー♪
ということでコナンなんですけれども、結局再放送しているときに見ることができなかったのでオトナ借りして見た。

一昔前まではコナンと言えば名探偵ではなく、未来少年なのに全くアナログ、筋肉番付どころの騒ぎではないスーパー野生児のことでした。

宮崎エキスがこれでもかーというほど濃厚で、キャラクターに無駄な動きが無く凛としてるし、サブキャラもサポーティブ、唯一の悪役レプカも悪どいあまりにコミカルで、全体としてはポジティブなジュブナイルものなのに、妙に鉄のリアル感があってメカメカしいギガントとか…塔とか好きだね宮崎さんて。

今見返すとそんなことがあれやこれやと思い浮かべてより楽しめますが、当時何より私がびっくりしたのは

「エヌエッチケーが連続アニメを放送している!」

ということで、それはそれは子ども心にも大変印象的な出来事でした。
今ではまったく違和感のないことですが、いやー驚いたねあんときゃ。
しかも初の試みでいきなり

「2008年、大陸は海に沈んだ…」

というもの悲しくも希望のないオープニングで始まるSFアドベンチャー。
NHKも割と冒険好きだったのね。
(その後「名犬ジョリィ」「ニルスの不思議な旅」など心温まる名作が続く)

さておきコナンとラナの涙ぐましい信頼関係は言うに及ばないけど、ジムシーかわいいなぁ(↑画像参照)。
こんな子欲しい。食費がかさみそうだけど。
ウマソウ(ブタの名前)も一緒に欲しい。
声を充てているのは青木和代さんという女優さんで「トム・ソーヤの冒険」でハック役もされている。
うーん、ハックも好きだったんだよねー。あの独特の声が好き。

おじいさん好きとしては、委員会の博士ズもたまりません。ラオ博士はちょっとフランケンだが。
中でも、なぜか黒サングラスの博士が。
なのでインダストリアの最期のシーンは悲しい。

現代のオタクブームを予見してるのかのようなダイス船長のロリコンぶり。
しかし結局ロリを克服(?)してキャリア・ウーマンと結ばれるという、こちらもまたハッピーエンディング。…なのか?

それにしても2008年て、もーすぐではないの。
100年ぐらい先のつもりで見てたのに。

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