●サイドウェイ
Sideways(2004)
〈あらすじテイスティング〉
ワイナリーを巡る男二人。妻に去られキャリアも上手くいかないマイルス、結婚式前に弾けたいジャック。二人の一週間にわたるちょっとストレンジな旅。
・私はこの映画がたいそう見たかった。
・なのでもはや面白いとか面白くないとかそういうレベルを超えて、好きになってしまう作品です。
何でかというと、カリフォルニアの青い空、ワイナリーなど個人的に親近感を持つ背景がちりばめられているので。それだけで6割ぐらいは満足なのだった。
ストーリーは腹を抱えて笑うとか、心の底からスカッと爽やかとかではなくて、じわー…と来るタイプ。
後で振り返れば、何だったっけ?というぐらい他愛もない話に思えますが、じょわわーんと体に染みこんでくるものがあります。とても心地よいです。
・ポール・ジアマッティは、ティム・カリーとロブ・シュナイダーを足して、ジェイソン・アレキサンダーを上からふりかけたような人だ。イメージです。
彼が演じるマイルスが、とことん冴えなくて、別にがんばれと応援したくもないキャラなのですが、でもとてもいい。鬱屈したものが多くてよくキレる。ジョージ(@サインフェルド)か。『ダークサイドに落ちるな』と注意されてたのがおかしかった。
ジャックも人はいいけど先天的に女にだらしなく、笑わしてくれます。
・この旅で、何かが劇的に変わったわけでもないけれど、それでもほんの、ほんのちょっぴりだけでも前に進もうと行動に出た主人公に大変共感しました。
きっと彼は今後も同じように落ち込んだり、辛い気持ちになったり、またジャックも懲りずに女を追いかけ回して痛い目に合うだろうけど、何かがカチッと合う瞬間があって、それが小さな一歩を踏み出すきっかけになるのではないかな…それを知ることが幸せなのではないかな、とか漠然としたことを思ったり。
人生「山あり谷あり脇道あり抜け道なし」トコトコ行くしかない、でもそれも悪くない。
・ワイナリー巡りをしたい!
ボトルをラッパ飲みしながら葡萄畑を駆け下りたい。サンセット・ピクニックしたい。上手いワインと肴、音楽と会話、いかにも楽しそう。大人っていいなーと若い人に思って頂きたいし、大人もいつまでも若さを羨ましがってる場合ではない。
・テイスティング程度とはいえ、あんなにアルコールが入った状態で運転をして大丈夫だろうかと気になりますが。
余談ですが、北CAにも著名なワイナリーが連なるナパバレーというところがあるのですが、そこもワイン好きのメッカで週末ともなると大にぎわい、車社会のアメリカなので帰り道はほろ酔いドライバーのおかげで「フラフラ走ってる車を見かけるよ、WAHAHA!」と現地の人が以前言っていました。
笑い事ですんでるところがすごい。
・というわけで色んな感想が入り混じって、心に残る映画になりました。
しかしなぜイケてないマイルスが美女にモテるのかは謎。
・またピノ・ノワールを用意してもう一度見てみたいものです。
(買ってたけどリリースが待ちきれず飲んじゃったから…でもカベルネの方が好きなんだよねボソリ…修行が足りない)
Sideways(2004)
〈あらすじテイスティング〉
ワイナリーを巡る男二人。妻に去られキャリアも上手くいかないマイルス、結婚式前に弾けたいジャック。二人の一週間にわたるちょっとストレンジな旅。
・私はこの映画がたいそう見たかった。
・なのでもはや面白いとか面白くないとかそういうレベルを超えて、好きになってしまう作品です。
何でかというと、カリフォルニアの青い空、ワイナリーなど個人的に親近感を持つ背景がちりばめられているので。それだけで6割ぐらいは満足なのだった。
ストーリーは腹を抱えて笑うとか、心の底からスカッと爽やかとかではなくて、じわー…と来るタイプ。
後で振り返れば、何だったっけ?というぐらい他愛もない話に思えますが、じょわわーんと体に染みこんでくるものがあります。とても心地よいです。
・ポール・ジアマッティは、ティム・カリーとロブ・シュナイダーを足して、ジェイソン・アレキサンダーを上からふりかけたような人だ。イメージです。
彼が演じるマイルスが、とことん冴えなくて、別にがんばれと応援したくもないキャラなのですが、でもとてもいい。鬱屈したものが多くてよくキレる。ジョージ(@サインフェルド)か。『ダークサイドに落ちるな』と注意されてたのがおかしかった。
ジャックも人はいいけど先天的に女にだらしなく、笑わしてくれます。
・この旅で、何かが劇的に変わったわけでもないけれど、それでもほんの、ほんのちょっぴりだけでも前に進もうと行動に出た主人公に大変共感しました。
きっと彼は今後も同じように落ち込んだり、辛い気持ちになったり、またジャックも懲りずに女を追いかけ回して痛い目に合うだろうけど、何かがカチッと合う瞬間があって、それが小さな一歩を踏み出すきっかけになるのではないかな…それを知ることが幸せなのではないかな、とか漠然としたことを思ったり。
人生「山あり谷あり脇道あり抜け道なし」トコトコ行くしかない、でもそれも悪くない。
・ワイナリー巡りをしたい!
ボトルをラッパ飲みしながら葡萄畑を駆け下りたい。サンセット・ピクニックしたい。上手いワインと肴、音楽と会話、いかにも楽しそう。大人っていいなーと若い人に思って頂きたいし、大人もいつまでも若さを羨ましがってる場合ではない。
・テイスティング程度とはいえ、あんなにアルコールが入った状態で運転をして大丈夫だろうかと気になりますが。
余談ですが、北CAにも著名なワイナリーが連なるナパバレーというところがあるのですが、そこもワイン好きのメッカで週末ともなると大にぎわい、車社会のアメリカなので帰り道はほろ酔いドライバーのおかげで「フラフラ走ってる車を見かけるよ、WAHAHA!」と現地の人が以前言っていました。
笑い事ですんでるところがすごい。
・というわけで色んな感想が入り混じって、心に残る映画になりました。
しかしなぜイケてないマイルスが美女にモテるのかは謎。
・またピノ・ノワールを用意してもう一度見てみたいものです。
(買ってたけどリリースが待ちきれず飲んじゃったから…でもカベルネの方が好きなんだよねボソリ…修行が足りない)
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