GW……?
それっておいしいの?

●さよなら、さよならハリウッド
Hollywood Ending(2002)

***あらすじ***
かつての天才映画監督ヴァル、逃げた女房にいつまでも未練たらたらで今ではさっぱりうだつが上がらない。起死回生のオファーが舞い込むが、前妻とその婚約者が絡んでいるのが気に入らない。しぶしぶ仕事を始めたら、ストレスのあまり失明し現場は大混乱。

・ウディ、いくらなんでもおじいちゃんすぎないか(そのキャラクター設定に対して)。

・若くても年取ってもウディ・アレンはいつまでたってもウディ・アレンなので、話の内容もいつも通りのアレン節で楽しめるのだが、持ち味が不変なゆえ、かえって彼のおじいちゃんぶりが際だっており、なんとも「ああおじいちゃん……!」と思わざるを得ないよーな、嬉しいような悲しいような(byきんさんぎんさん)。

・この作品の場合、彼のキャラクターはもはや記号みたいなものだと思えば、それはそれで楽しめますが。同時に彼のストーリーに常に織り込まれる彼特有の不平・不満・身勝手で卑屈な(たまに可愛げのある)愛情などには衰えない執着を感じて、妙な安心感をおぼえたりもします。
全体的に悪くはないのだが、自分の中ではウディ・アレンはもう定量に達したかな?という気分。

・Hollywood Endingだから、まあハッピーエンドでいいんだけれど、でもどう考えても映画プロデューサーの彼のほうが良くないかね。
やっぱりティア・レオーニとキスしたかっただけ?
いずれスカーレット・ヨハンソンとも?(しようと思ってる?)

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