アリーを見てます。
ロバート・ダウニーJrを見たいからです。

ところがアナタ、シーズン4まで出てこないというではないか。
うーん、これはサックリ進行せねば…。
と思うのですが、そこには大きな障壁があった。

アリーが好きになれーーん!

主人公と気が合わなければ、先に進めないではないかー。
とりあえずS4にワープすればいいのかも知れないけど、話の前段を知っておきたいし、しっかり主人公に感情移入したところでボブ登場!という運びが理想だしブツブツ。

なんだかなー。
キリキリしてる人を見るのはしんどい。トホホ。
こういうシチュエーションのストーリーはテンポが速いし、主人公が空回りしてる様子は親近感が持てるはずなんだけど従来は。
ブリジット(ジョーンズ)みたいにおっとりした苛立ちなら楽しく見られるけど、アリーはどうも痛々しくてこっちまでイテテテとなり、引いてはアイタタタ…な気分に。
最初だけなんですかね、あとはウキウキラブコメに?

それに元彼と微妙な関係というのもね…。
そんでもってその奥さんとも友情を育むというのもねー。
うーん。わからん。
バブー。

と言いつつ、苦手なものが後からリバウンドでものすごく好きになる、ということがよくあるので、キャラクターが安定してくれば親しみが沸いてくるかも、という淡い期待を抱きつつ、なんとかロバート・ダウニーJrに辿り着こうと目下努力中。
自分を騙し続ければいつか本物になるであろう。

(そこまでして見たいかっつー話)
リージョンに屈してモジモジしている間に日本版も発売されることになりヨシ買い!と思っていた矢先、レンタル屋に行ったら新作コーナーに何気にポツンと置いてあるじゃないか。
どうせ買うんだし…と思ったけど抗えず借りた。

オモロイ!

いつ見てもアホらしいのが素晴らしい。
ジェリーのコメンタリー、テンション低め。制作者目線にプロ魂を感じる。仰るとおり始めの頃はテンポがスローモーで、のどかなムードですねぇ。
あと豆知識スーパーは、それこそヒヨコ豆が目からぽろぽろ落ちるような感覚、とてもためになります。スバラシイ。(しかし知ったからといってひけらかす場がない)
ジョージ役にスティーブ・ブシェーミも候補だったというのはほんとなんでしょうか。そんなジョージも見てみたいが…なんというか想像し難い。

日本で放映していた以外のシーズン発売はなさそう。う〜ん残念。
やっぱり米版か。リージョンの問題をなんとか解決しないと…。振り出しに戻る。うう。

素朴な疑問。なんで邦題が『となりの』サインフェルドなんだろ。
あなたのとなりにいそうなぐらい身近な人たちですよ、ってことだろうか…。

まずいないと思うけどこんな人たち。
むむ。いつまで経っても15秒バージョンCMしか見られない。
そして見れば見るほど無理矢理食べさせられているように見えるジャック。
犯人側からの指示で仕方なく…これもキムのため、みたいなストーリー展開なのか。

シーズン3観了。感想です。

【ひじょーにネタバレ!】





色々思ったことを順不同にリスト……

1)マイ・ライフ・アズ『シャペル』…。
ひど。
こんなの酷すぎる!と最高に画面の前でのたうちまわったのがコレ。
シャペルの人生って一体…。「はい消えた〜」な仕打ち。笑けるぐらいひとりぼっち。
ジャックー。よージャックよぅー。
ジャックの口がドロンパ(への字口)になるともう誰も止められないのだった。
最後のシーンなんて奥目の八ちゃん(知らなくてもいいです)みたいになってたよシャペル。

そんで暗い気分で音声コメンタリーを聞いてみれば
「いい顔になったら殺されちゃうのよね!ギャハハ!」(レイコ=ミシェル}
「ワハハハ!」(カルロス=トニー)
の弾けた爆笑に更にショック倍増。

でもそんな二人がますます好きになりました。
武闘派ミシェルはかっこいいしね!

2)そんなこんなで死体が瓦礫の山なS3。
よーくーもー。
よくも殺ってくれたなー○○○(念のため伏せる)を。
結局彼女のバックグラウンドはうやむや。
思いつかなかったんだね、思いつかなかったんだね!?
それと○○○ー。
呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン♪→ズドン!だなんて。いい仕事(?)したのにぃ。
シーズンを重ねるごとに好きになっていったキャラなので、もっと悪事を働いて欲しかった。惜しい!
前半の悪キャラはあっさり消える運命だけど、魔性の男ジャックに翻弄されるサラザール兄弟も哀れ。しっかりしろラモーン。ドカーン…。
シーズン15ぐらいまで続けばクラウディアの弟が敵役としてジャックを狙うかも知れない。

3)鏡の国のジャック。
向かうところ敵なし!ジャックの敵はもうジャックしかいない。
という見方からすれば、今回の黒幕の設定は最適。同じ陰惨な過去を持つエージェント、向こうの手の内を読み合う息詰まる心理戦…なんかを期待したのですが、この二人の最大の共通点は、実は娘に弱いという非常に世間的なことだったというのがなんとも24的。
もっと余裕のある黒幕でいて欲しかったよー。

というのは、
もっとジャック自身が追い詰められないと!甘いよ追い詰め方がー!
次々に切られる最悪のカードは一般に対する恐怖であって、ジャックはその阻止に必死。それが24の本筋といやそーなんだけど、ピンチに陥る彼自身が見たい(拷問シーンはもういいですが)。自分のこととなると急にドロンパどころじゃなくなるウロタエぶりが面白いもん。
イケイケドンドンなのに身辺が絡むとオタオタするジャックが好き。…フフ。

他にも色々あった。
突然キレたトニーに図星をさされてキレ返すジャックとか。いいぞトニーもっと怒鳴れ。外では大きな声を出してもいいんだ。
MI6とか。いくらロス支店とはいえ「ナントカ生命ビル」みたいなとこにオフィスがあるの?
実際そうだとしてもちょっと寂しい。MI6といえば美形の宝庫でしょロン毛のスナイパーとか美少年とか(漫画の影響です)。

今回の話はあえて物語の始まりからなぞるのはやめておこう、と自己防衛本能が働くほどの無理な展開が如実でしたが結局、

4)しゃくり上げるキーファー(←ここら辺ジャックと混同)

ですべてチャラに。よしよし。飴食べるかい?
ファンとは甘いものよのぅ。

終わってみれば
『ドゥ・イット・ニャーーーーウ!!!
というジャック定番のセリフが頭をこだまするばかり。

フー面白かった。

さてS4日本上陸まで耳(と目)に蓋して待ってられるかな?
「獄窓記」。
柳葉さんなのか。そう言われるとそうかな…というキャスティング。
この本はなかなか面白かったです。山本元議員は根っからの嬉しがり(悪い意味ではなくサービス精神旺盛というような意。これは何か事を起こそうとする人には重要素)らしく、鬱々とした内容でもおかしくないところなのに、ユーモラス。もちろん全体的にはシリアスで、ウェットな部分も多いですが。彼の視点による刑務所内の様子には臨場感があります。
(しかし克明なレポートの反面、事件の真相には?なとこもあり)
だけど辻本元議員のことや、カツラ疑惑に対する(別に触れなくたっていいのに)妙に毅然とした反論は、ドラマではカットされちゃうんでしょうね…。
とりあえず見とこ。

……

「アタックNo.1」です。

うーん。
うーん…。
やっぱり「エースをねらえ」は特別だったのかなぁ。
「エース〜」は時代の空気感を損なわないように配慮された作りだったけど、今度のはまるで現代版にリメイクだからなー証拠にこずえのリボンが大きくない!
ノスタルジーへの入り口が狭き門。入っていきにくい。
それにアタックNo.1てこんな話だったっけ?
殆ど覚えていないことに気がついた。
でもやっぱり「バンボンボンボン〜♪」にして欲しかったよエンディングテーマは。確かに上戸さんが歌うにはどうかと思うけど。
それからシェレーニナの十字トスも外せないでしょう。
出してね。

……

大河ドラマで再注目、もし日本版「フレンズ」を制作するなら是非フィービー役をやってほしい女優の一人、稲森いずみさんの新ドラマ。

「曲がり角の彼女」

なんだかなー。
人間生きてる限り、いつでも曲がり角やっちゅーねん。
まだ続くこの話。
こちらのサイトでジャックCMが見られるのですが、ついでに簡単なキーファーの情報も見ることができます。

http://www.otsuka-adview.ne.jp/top.html

これによると、彼の主な出演作は:
「スタンド・バイ・ミー」「ヤングマン」「ア・ヒューグッドメン」「三銃士」…。

「ヤングマン」。ヤングマン……。

YMCAで出会った6人が皿洗いをしながら旅をするロードムービー。
最後はみんなで振り付きで踊ってハッピーエンディング。…。

そんな映画?
興行的にはコケるが後に一部から熱い支持が、みたいなの?

万が一と思い調べてみたけど(あったら見てみたいから)、そういう映画はないようです。残念。
「ガ」と「マ」を取り違えるだけで、大きく印象がかわるもんだ。
考えてみたら別にヤングマンってタイトルでもそんなにおかしくないんだよなぁ、若い人の話だから。

確かに、ジャックを見ていて、(現在の)ヒデキになんか似てるな、たるみ具合が…という考えが浮かび、慌ててイメージを払拭したことあり。
もしかしてweb制作担当の人も…。サブリミナルか。

どーでもいいことなんですが(よくないか?)、あまりにも「ヤングマン」という文字がフツーに書かれていたので面白かったっす。おちゃめ。

……………………
追記:後でもう一度サイトを見に行ったらちゃんと訂正されていました。アゲアシ取ってごめんね。
……………………

あとこちらのサイトではFOX承認のコラボストーリーが。

http://www.cmt24.net/

なんだかわかんないけど、小説家も大変だ。
三題話みたいだなぁ。
「ジャック」「カロリーメイト」、あとは、うーん「けんだま」とかどうでしょう。
スポンサーのHPでカロリーメイト24バージョンのCMを見てしまいました。
いやー24じゃないですか。(そういうコンセプトです)
いかにもそこは日本じゃないだろうという感じですが、でもまさかジャックがカロリーメイトを頬張る日が来るとは思いもしなかったので、そんなことはどうでもいいのでした。
それでもって、24並の緊迫した演出なのに、なんでか食べるシーンだけジャックは

もぎゅ、もぎゅ。

と丁寧に咀嚼。
食べ慣れない物を口にしたせいでしょうか。
なんだか水分が欲しそうです。
ちょっと困ったような顔をしてるようにも見えたりして。
うーんちょっぴりカワイイ。

て、いかーんジャックまで可愛く見え始めているのか!自分がコワイ。

シリーズ化するみたいなので続きが楽しみ。

良かった、変な日本語のダジャレ言わされてなくて…本当に。
(キーファー単体だったら可能性あったかも。でもそういうオファーはまずなさそう)
シーズン3の8時間目、最初のどんでん返しまで。

【ここまでのネタばれあり】

今回のジャックは冒頭から超加速、そっちの道は違うんじゃないのー!ちょっとー!いくらミッションの為とは言えね、さすがに引くワ。あなたを遠くに感じるわジャック…。
巻き添えにしてる人数が半端じゃないよアンタ。
もっと落ち着いて深呼吸ー!してたら24じゃ足りないけど。

何度も繰り返して悪いが、CTUは職務規範をもう一度見直した方が…。
ミシェル&トニー、二人はいつも一緒。ウフ。

眉間シワ子が出てこないのは残念だー。
代替キャラの唇腫れ子、あなたの上唇と下唇をぎゅっと閉じて、「この口かー!」と言いたい。パロディみたいに口なので、見てるこっちもつい真似てしまうじゃないの。
みんなにわかるようにちゃんと英語で喋ってくれるサラザールファミリー。
甘い、甘いよーラモーン!撃て、撃つんだラモン!(ジャックを…)

今回の大統領は熟女に骨抜き。
なーんかあまりカッコよくない。君にはやっぱりシェリーだ。早く出てこないかなー。ドロボウヒゲ男(弟)、胡散臭さがグー。

ジャックが裏でこそこそしてるぶん、「行け!ジャックの子よ!」て感じでゴマ塩富士額君がジャックばりに突っ走る。うーむキム・チェイス・ジャックの一家が実現したなら、誰かが倒れるまで毎日24状態かも。

どっから連れてきたんだろうと思わせる脇キャラが楽しい24ですが、今回は、悪いヤツと思いきやいい人の殿様ガエル、悩み事が多すぎるブリジット・ジョーンズみたいなクロエが良い味だしてますね。
途中不良少年の感動秘話も挿入したりして、小憎いね!

テレビの前でばたばた暴れてヤジを飛ばしながら見るのが常になってしまいました。
今回微妙に主要人物の性格が変わってきてるような気がするんだけど…。最後まで見たらドン引きなんでしょうか。ちょっと心配。

以下、緊迫視聴中!
雨がそぼ降る日に『さよなら』なんて聴いていると、ほんとにもう終わりな気がしてきて、かえって気持ちがシンと落ち着いたりします。
オフコースと雨の組み合わせは大変よろしい。

……

てなことでシーズン2終了。

【ネタばれ付き感想】

最後の3時間ぐらいで、これは本編withキムのスピンオフだということにやっと気がつきました。
全国100万人のキムファンに贈る、キムが追い詰められ野山を駆け、やたらおチチを揺らすボーナスストーリーだったのですね。叩けば叩くほどたくましくなるキム。トラブルに巻き込まれながら、アメリカの社会問題(DVとか)を紹介するキム。どっちの方向に行くつもりなのでしょう。

分別のあるキムとも言える眉間シワ子(毛糸)。わりと好きです。マリーとケイトを娘に持つお父さんの教育方針が知りたい。

毎度ながら「大事件の中の小さないざこざ」には敬服するけれど、それにしたってミシェルとキャリーの設定はスゴイ。どんな職場でも人間関係のもつれはあるでしょうが、この場面でそうくるか。
庶民的問題が、結局は国際的大事件を左右し得るという皮肉がこもっているのか何なのか。人間くさいにもほどが…。
緊迫しすぎておかしくなってるのか、とにかくますますCTUは信用できないことがわかった。
もし成果を出しているとしたら、それはトニーやミシェル達以外の職員があんたたちをカバーしてくれてるからだよ…。
星になったメイソン…。

今回も一日のうちにあり得ないほど出来事がてんこ盛りで、最初の方のエピソードやキャラクターを忘れがちですが、死んでも死なないジャックはいいとしても、職務に忠実なリンやユスフがお気の毒。
特にユスフ、好きだったのに…。
警官やガードマンもよく死ぬよね…捨てキャラとは言え。

司法取引がもしなかったら成立しない話だなぁ。アメリカってつくづく取引社会なんですね。

それはそうと、あれがタムリン・トミタ?
家の方針で生まれてから一度も髪を切ったことがない(当時)と昔「スクリーン」か何かに書いてあった(ような気がする)アイドル女優(?)の、あのタムリン・トミタさん?
面影があるようなないような、なんかもっと可憐な感じだったような気がするけど、何十年も経てばそりゃ雰囲気も変わるか。すごい大人じゃないか。髪の毛は切ったのかしら。ひっつめてたからわからん。
懐かしい。
そーいえば前のにはルー・ダイアモンド・フィリップスもちらっと出てたっけ…。こちらはまったくお変わりなかったけど。
ただ今「24」シーズン2のちょうど半分が終わったところです。

もしかすると1より面白いかもしれない。
ジャックが何をやっても許されるキャラクターになってきたので、風呂敷をどこまでも広げることができるのが強みかも。
しかし今回キムが遊撃中(?)なので、超私的レベルの動き→事態の雪だるま式悪化パターンじゃないから、ジャック自身の追い詰められ度は低め。キムの実力発揮が待たれる。
○○○はこれで袖に引っ込んじゃうのかしら。1からのつき合いだし、こっちにももっと悪役ぶりを発揮して頂きたい。結局正体がなんなのかわからないし。

まさか○○○がテロリストだったとは…すごい展開だ。
裏のかきすぎではないのか、むぅ負けられないわ。
登場人物すべてに思わせぶりなアップと表情があるのよね、いずれ伏線に使うつもりで景気よくばらまいているのでしょうか。

んが、それよりもますますCTUに信頼が置けなくなるエピソードがてんこもり。
○○○、胸をときめかしてる場合かー!ゴオーッ!(火炎放射)
君はそんなだから回りに振り回されるのだよ。
24ワールドでは暴れたもの勝ちですぞ。
(メイソンはいいのです。どーにもトホホなところが好きだから)

そして真打ちのキム。
相変わらず何がやりたいのよくかわからん。
キムー!!キーッ!カリカリカリ!(爪とぎ)
しかし1の時と違ってキム心(?)に通じてきたので応援もしてるのだ。忙しいのだ。
一つのことしか見えなくなるキム、今のところ核心にふれないところでジタバタしていて独自のルートを爆走中ですが、きっと後半でんぐりかえり級の活躍をしてくれるんでしょう。
でしょう??期待してます。

後半戦へ続く。
○ばっかりですみません。
24・第一シーズン観終。
その足で(?)サクッとシーズン2に雪崩れ込み、現在午前11時であります。
いやーいやーシーズン1はね…。

……(ヒソヒソ)

最初知的に登場した○○○がなんだか回を追うごとに鈍くなって行き、おかしいな性格変わってるじゃんと思ったらついには…。しかしある意味それも仕方がないと言える。それよりも私は最初から○○○がどうも気に入らなかったのだが後から考えればやはりそうであったか。そうなるとがぜん応援したくなるね、輝いている悪役は好きさ。

個人的にはどの女性キャラクターにも感情移入出来ないという珍しいストーリーでした。
大統領候補夫人には、何が何でもファーストレディになるんじゃー!という見上げた根性に屈折した共感を感じたりしましたが。
そしてあれほど鬱陶しかったキムに、シーズン2ではなんとなく愛着が沸いたりして。巨乳に惑わされたわけではありませんヨ。
シーズン2の初っぱなのピンチにも『立てキム!この程度のことで倒れるお前ではあるまい!』と熱い声援を送ってしまいます。

今回もジャックのハイテンションぶりにはちょっと置いて行かれそうだけど、5センチ角ぐらいの窮地にまで追い込まれることを祈ってるよ…フフフ。

そうそう、シーズン1で私の肩にひらりと舞い降りたジャックの精は、一瞬にして飛び去って行ったようです。ジャックは気まぐれ。(というより私が気まぐれ)
キムキム兄やんでもキム次長(@マルシアン)でもありません。
24のキンバリーです。

いま第一シーズンの午後7時。
『昨晩はゴメンよ』と言うジャックのセリフでまだ一日も経っていないことを再確認。
こっちは二年越しで見てるのに。

ぐがッ!(←怒りの雄叫び)

・頼むからじっとしといてキム!
・なんでリックを好きになるねんキム!
・立場をわかってくれキムー!

とにかくこの話の主人公は家族に恵まれてない。
大統領候補も大変よ。
奥さんもブサ男(長男)も大暴走。
まあね、そういう展開が視聴者の興味を削がさない要因なのは重々わかっちゃいるけど、それにしても腹立ってくるーしかもブサ男よく見たらけっこうキュートじゃん、よけいムカつくなぜか。

この手のムカつきドラマは面白いけどかなり消耗する。
一番無茶なのはバウアー君なんだけどね。
24以外の日常では、彼はどういう生活を送っているんでしょう。気になります。
あとCTUって本当に役に立っているんでしょうか。疑惑。

それにしたってDr.フィルがお気の毒。その友人のクリスはもっと哀れだけど。

残りももんどりうって見ますよ。
大河ドラマの初回が始まるこの時期、正月も遠くなりすっかり新年に馴染んだ気がします。

そんなわけで「義経」第一回目を見た。
なかなか面白くて、今のところ続けて見るつもり。
画面がきれいで、衣装も華麗。この時代のスタイルは優美でいいですね。江戸時代のちょんまげファッションも悪くないけど、一度違和感を感じるとそればっかり気になってしまうからなぁ。

まだ義経さんは赤ちゃんなので今回は渡哲也劇場だったけど、「弟」を見て以来好感度が上がっているので楽しめました。
いつ『しょ〜おちっくばいっ♪』というキャッチが入ってもおかしくない雰囲気で(縁側で月を見上げてたりするからさ)、それでいてほっぺたがほんのり赤いのが可愛らしく、いいぞ渡清盛。
「えっそれだけ?」でいなくなった加藤雅也が残念ですが、あとに男前衆が続々登場するのを待とう。

幻想的な演出で、千年前ってこんな世界だったかも知れないとふと思ったり。あとセリフも過度に専門的すぎず、かといってフランクすぎないのも気に入りました。

ナレーションと説明セリフがいかにも説明的なのが難点だけど、最初だからこれはしょうがないか。徐々にドラマの中で消化されることを祈る。

テーマ音楽が高尚すぎるかなぁ、話のムードには合ってると思うけど。その点「新選組!」のは良かった。日曜8時の躍動感(?)があったさ。

しかし今更だけど、なんで「今」、義経なの?
終わった…。
これが終わったということは一年がもう終わるということで、そのことにも非常に感慨深くなってしまいます。

良い終わり方でした。
回想シーンばっかりの最終回じゃなくて、え、その伏線まだ生きてたの!と思うようなエピソードあり、主人公の複雑な内面はほとんど吐露されない分、周辺がぐいぐいと盛り上げるし、悲壮なんだけど爽やかさも感じられた。

それにしてもほんの100年ちょっと前には、打ち首を晒すことが戒めとして広く受け入れられていたというのが、改めて不思議な気がする。人間性とルールについて考えたりする。

さておき、私は今回島田が尾形のことを『最後まで馴染めない人だった…』と呟いたのがお気に入り。まさにその通りで、脚本家が当て書きする楽しみはこういうところにあるのでは。
こういうもやもやっとしたところを突かれると「おお!」と思ってしまいます。

捨助も捨助なりの不思議な人生の終末を迎えたし。ちょこちょこ出入りが激しい役だったけど、いいバランスで歴史と関わってこないので創作キャラクターとしての天命(?)を全うされました。

やっぱり最後は〈完〉で終わらないとね。
どどーんと巨大〈完〉の文字で。
エンドマークがつくと見終わった…と肩の力もゆるむ。
それで「愛しき友」は漠然としたものを指しているのかと思っていたけど、ずばり土方宛だったのか。
それは土方をも含む青春への追想ですね。
一番胸を躍らせていたであろうシーンで幕が降りたのは泣かせどころでした…。じんわり来ました。

ともあれ面白かった。
そして一年が終わった…(しつこい)。

義経も見るよ。
いきなり昔すぎて感覚がつかめないけど、その分「そんなバカな?」が通用する(かもしれない)から多少不自然でもどんとこいさ。
もし見続けたらまたあっという間に年末が来るのだろうなぁ…(エンドレス)。
すみません、この画像は本文とはほんの少ししか関係がないのですが…。

風邪っぽくてだるかった先日の夕方、何げなくチャンネルを回していると、ある刑事ドラマの再放送がちょうど始まったところだった。
水谷豊と寺脇さんの…そうそう「相棒」とか言うドラマだったな。タイトルは知ってたけどそういえば見たことが無かった。
と非意欲的ながらそのまま見ていたのですが。
いつしか夢中に。

その回は、冒頭から密室劇風だった。
山の中の一軒のオーベルジュ、シェフの腕は相当らしい。
主人公の一団は、初見者フレンドリーな分かり易い人間関係。親切だ。
そこへ別のグループが登場。いかにもこれから誰かが死ぬような殺伐としたメンバー4人。揉めに揉めている。
そして案の定、殺しが起こる。うまい具合に土砂崩れで道路は閉鎖、ケータイは圏外、まさに森の孤島。
犯人はこの中にいる、そして凶器は?!

というイカにも!な話。
密室劇は好きなのでワクワクしたんだけど、しかしなんといってもオチに驚き。
普段見ていないドラマなので、いつもこういうちょっと(かなり)強引なオチで事件が解決するのかどうかわからないのだけれども、それはそれで面白かったのだが。

言ってしまっていいでしょうか。

だって凶器がイカなんだもん。
凍ったイカ。
イカて。

なんとなくほのぼのしてしまいました。

出演者は脚本を読んだときに「イカかー」と思い、脚本家も「イカなのよ」と答え、プロデューサーが「ま、イーカ」なんて言って撮影された…かどうかは知らないけれど、見てる側からすれば、そういう風にスタッフ側が「でもイカなんだけど」と思いながらやってるんだろーなと思い浮かべると、いやーお芝居ってほんとに楽しいですね。
それにしても、イカ。
しかも食べてるし。イカファンタジー。

ぜんぜんノーマークのドラマだったけど、今度また見てみようっと。期待。

それでDVDなどが出ていないようなので、水谷さん関係でキャンディーズです…。ランちゃん。こうやってみると皆さん初々しいですね。

こうして11月が終わって行くのね〜。
むむっ、5時間目にして急激に「24」にはまってしまった。
最初から目を離させない作りで、うーむさすが話題になるだけある、うまいねぇなんてわりと客観的に見ていたのですが、突如何かが私に舞い降りたらしい。
「ジャック・バウアーの精」、ジャックのエルフを見た!(気持ち的に)
何の気なしに見ていたものが、ある日突然スパークして見えるということが実はたまにあるのですが、今回もその予感。
なんでそうなるのか、これと言った理由が自分でもよくわからないのだけれど、何かが引き金になってドーパミン祭りが起きてるんでしょう。脳の不思議。
そんなのどうでもいいけど、とにかくこれからは身を入れてみるよ。
ジャック!
いやさキーファー、前に逆さ絵なんて言ってすまなんだ。
だんだんやつれていく姿もかっこいー。
追い詰められていくのは可哀想だが非常にワクワクする。フフフ…。
面白い!「弟」。
すごい力入ってますねーオープニングなんか大河ドラマ並の躍動感。
さすがの私も裕次郎全盛期を知らず、気づいたときにはすでに七曲署のボスだったので、それほど思い入れがないのですが、なんだかついつい見てしまう。
昭和効果かなぁ。
ふんだんにお金をかけてるだけあって、セットもゴージャスだしロケーションも美しいし、愉快なカメオ出演オンパレードだし、熱い石原一家と昭和の熱気が相乗効果となって、こっちにも熱いものが伝わってくるような。
慎太郎の自画自賛劇場がちょっと苦笑を誘うけど、でも都知事らしいわ。
長瀬君を含め、キャストが石原顔に見えてくるから不思議だ。でも良純の濃さはやはりダントツだけど。
しかしほんまにお金持ちのお坊ちゃんだったんだねー、この兄弟。世間から憧れられたのもわかるような気がする。
不良っぽくても屈託がなくて、エラソーにしてても愛嬌があるという。

それにしてもジェームス三木の仕事は手堅い。
ジェームス。
気になったのでHPを見てみた。うーむなんとも言えないページだ。
元歌手なのは知ってたけど、真面目に脚本家の修業をされた方だったのね。そりゃそうだろう。でもなんか意外。
彼の脚本はユーモアがあって、明るくて分かりやすい。
分かりやすいっていうのは重要なことで、それをレジャー用メガネ着用のおじちゃんが書いてるというところで、面白みが増すんだよねぇなんか。
大河ドラマ「吉宗」で、子役が顔の包帯を取ったら西田敏行になっていたのはすごかった。思わずコケたわ。
どうしよう、裕次郎も手術室から出てきたら三浦友和になってたら。

そんなこんなで今晩も見逃せません。
11月ですよー。
このままの調子じゃ、大晦日まであっ!という間だ。
というか、一年があっという間なんだよね。
人類が知らないところで実は時間が徐々に短縮しているということはないのでしょうか。

それはさておき、新選組!です。
今日は鼻息荒いよ。
もういちいち断りを入れる時間も惜しいほど、終幕に近づいてきましたが、昨日の勘太郎君の働きには心を動かされました。
正直なところ決闘に持っていくまでの筋立てが粗いような気がするのですが、それも見せ場を盛り上げるためだと思えば納得、
ここでは平助が主役で、立派にこなしたことに意味がある。
中村勘太郎は一人で出来上がってるのではなく、脈々と続く梨園の環境と芸と血筋が彼を後押ししているのがよくわかった。
やっぱり芸達者はいいねー。見ててわくわくするし、この先の成長が楽しみだー。

平助が斎藤に殺気を見せたシーン、すわチャンバラか!と、ちょっと打ち合いに期待を膨らませた途端にぐるぐる巻きに。
さすがだ。無チャンバラドラマだもんね。
ちょっと笑ってしまいました。

大久保利通役の保村さんて、惑星ピスタチオにいた人だ確か。
むかーしよく観に行ってたけど、舞台だからあまり顔がわからなかった。こういう顔だったのね、といまさら知りました。
またまた新選組!の話で面目ない。

土曜スタジオパークに出てた三谷さん。
私はこの人の脚本も本人も好きなんですが、その好きっていうのはたまに「イーッ」となる好きさ加減なんです。
つまり、つい引き込まれるけど、どこか体をぽりぽり掻いてしまうというか、ちょっとむずむずしちゃうというか、突っ込みかけた手を定位置に構えてるというか…とにかく、ま、好きの一種です。
それで三谷さんはよくテレビに出てるので、ファンとしては見る。
んだけど、無邪気な浮かれっぷりを画面を通して見るたび、ああ〜と、ハラハラしてしまうのは何ででしょうか。
「嬉しがりの脚本家として視聴者に見られている自分」を楽しんでいるところが、また…。
もしかしたら
「嬉しがりの脚本家として視聴者に見られている自分を楽しんでる自分」を楽しんでるのかも。
と勝手に想像して、くたびれました。
その手には乗らないもんね、とむきになったり。

普通は制作側の狙いに身を委ねて、一喜一憂するのが楽しいんだけど。彼の場合、ヨシそんなに言うなら騙されてやってやろうじゃないの、となんだか居丈高になっている自分。それで最後にはあっさり感心してたりするんだよなぁ。
何なんだ、何がしたいんでしょう私。
なんというか、そう簡単に転がされないもんね!という気持ちにさせる脚本家だ彼は。
(コロッと転んでるんだけどさ)
もっと気軽にテレビを見なければ。

しかしこれほど脚本家の顔が見える大河ドラマがあっただろうか。(あったかも知れない)
おかげで最近はどのキャストにも三谷さんの顔がオーバーラップしてきたりして、よーし受けてやろうじゃないの、と見るのにも力が入ってきました。

(三谷さんの言うように、あともう一年ぐらい続けて、いつのまにかシットコムになってた…ってのはどうだろう。どうにもならんけど)
ブラック・ジャック、またまたリメイクされてるんですねー。
たまたま見てびっくり。
なかなか良い感じではないですか、原作に(わりと)忠実で。
特に絵が。
手塚治虫という名前があまりにもビッグなため、壮大なストーリーとか、人間性の深い洞察などが先行して話題になるけれど、絵がかわいいという点についても見逃せないわけで、私が今まで首をかしげてしまったのは、アニメになるとなんでか原作の絵とかけ離れてしまうということだったのです(この間までやってた火の鳥とか)。

原作者の意向もあるのかも知れないけど、やっぱりあの話・あの絵は一体のものだからして、妙にキラキラされてもちょっと目のやり場に困ってしまう。
原作のシンプルな絵で、十分人物の魅力は伝わってくるんだけどな。というか、あの絵がいい。
白黒でもいいぐらい(それならマンガを読め)。

というわけで、良かった…あのオペに突入する際の変身シーンみたいなのを除けば。何か別のものになるのかと思って焦りました。
それから、エンディングテーマのミスマッチ?を除けば。
曲単体では別になんともないけど、あれではBJがちょっとヤバイ人みたいな気がしてヤバイ。
また見る機会があればチェックしよう。

……

「ラストクリスマス」。
これも久々に見た月9ですが、ああー懐かしい…。
どうのこうの言う前にただ懐かしい気持ちに。
という、ノスタルジー層のみぞおち狙いの企画なんでしょうか、突かれましたとも。
ウキウキウェイクミーアップだもん、だって。
「ウキウキ」なんてワクワクする言葉、今となってはすっかりリアリティを失ってしまって、タモリですらウキウキウォッチング歌うの止めちゃったみたいだし、ああ80年代ってアブクと共に海に消えた…。
そのウキウキが復活、うきうきするじゃないですか。ウキー!
新規獲得層には、どう映るのかなこのドラマ。
私は織田裕二に部下がいるだけで感慨深くなってしまったんですが。
しかもめちゃめちゃいい人やん。昔と一緒。
佐々木様(伊原さん@新選組ネーム)も弾けてるし…最後まで見よっかなー。
ハッピーエンドだろうし。まさかアンハッピーってことは?

Wham!のMake It Big、取り出してみるも、レコードプレーヤーを処分してしまったので、聴くことすらできない。見るだけ。
しんみり…。
今年に入って日曜日の夜には確実にテレビの前に座っていますが、それもあと残すところ10回を切ってしまった。
ああ寂しくなるなぁ、と思うと今からもう寂しい。

色々と言われてもいるようですが、大河にティピカルな英雄とスケール感を求めれば物足りなさも…という点もわからないでもないけど(軽妙さがアメリカンだし)、
反面人物観察が(不必要なほど)丹念で、大きな流れの中の小さな日常を描かせれば三谷氏はやっぱり絶妙な味を出すよなぁと感心してしまいます。

円熟した技というか、自分のフィールドに何を持ってきても三谷味に出来るという実績と自信が感じられ、まさにノッてるねぇ。
「寺田屋大騒動」の回なんて、よ!三谷屋!ってな出来映えで、完全にキャラクターを掌握したマイ新選組の真骨頂。

これをさらにデフォルメすると「竜馬におまかせ」になるのね。
そういえば「振り返ればやつがいる」も見ようによってはコメディだし、隙をついて人間のおかしみを追求する姿はさすが。
それでもって、意外に地味なセリフにツヤがあったりするんですよね、役者の使い方がうまいので相乗効果もあるんでしょうけど。
こうなるともうどんなストーリーを持ってこられたって味付け可能、
いいスタンスにいる得な人だ。

ここに出てる役者さんも将来化けそうな予感がする人たちだし、へーこの人達若い頃に共演してたんだねぇといづれ言われるドラマになるかも。
何より自分たちがパズルのピースだとわかってる働きぶり。
キャスティングって大切なんですねー。

ところで捨助って、やっぱりネズミ男(ゲゲゲの)なんでしょうか。昔のエッセイで、ネズミ男に惹かれるみたいなこと書いてたけど。
そういう目線で見ると、二倍楽しい捨助道。

こういう、変わった役をやらせたらがぜん上手いっていう役者が、香取君を筆頭に多く出演してるし、しかも脇役ワンダーランド。
知ってる人は知っている、けど世間的にはまだ無名のオモシロイ役者がぼこぼこ出てるのもこの話の拾いどころ。

個人的には藤原君に注目中。シンプルにうまくてカッコイイから。
勘太郎君は子どもの頃、一体どうなるのか心配になる風貌(大きなお世話)でしたが、愛嬌のあるいい顔になってきた。御曹司だし、将来が楽しみ。
ところで0033永倉さんはますます松方弘樹にしか見えないんだけど、以前の新選組へのオマージュなんでしょうか。カジキ釣ってそうだ。
最近では慶喜公が気になる。あの眉毛とオデコ。

ああ今年はフレンズと新選組!イヤーだったなぁ…。と早々と振り返ったり。

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