エイリアンVS.プレデター
2005年11月27日 アメリカもの
●エイリアンVS.プレデター
AVP: Alien vs. Predator(2004)
〈あらすじが誕生!ボゴッネチョネチョ!グギャー!〉
衛星が捉えた南極地下の熱源。正体不明の文明遺跡を探りに地底に潜った一行が見たものは……ギャー!
・ウギャー!
普段この手のクリーチャーものを見ないので、このくらいで十分コワイ。
その上、エイリアンもプレデターもテレビでさらっと見た程度なので、それぞれの特性も良くわかってない。ので、醍醐味を理解してないのだが、でもこういう垣根を越えた共演て面白いですよね。お遊びの要素に惹かれて観た。
・どんどん擬人化していくプレデターのあれれれ〜?なトコが良かった。なんでいきなり意思疎通?ほんじゃ最初に殺された人の立場は。
どちらかといえば、やっぱりプレデターとの方が交流できそうだが、そこを敢えてエイリアン側にしてみたら、もっとわけわかんなくて良かったかも、ありえん!というツッコミが最大の賛辞だとすれば。
でもプレデターと一緒に走ったり飛んだりしてるのは微笑ましかったけどネ。
仮面を取ったらハンサム、というのは無いんですねさすがに。でもプレデター的にはイケメンだったのだろう。
ラストも、何しっかり受け取ってんねん、というストレートなつっこみを入れられたので、満足。
こういう楽しみ方でもいいんですよね……?
・両作の基本設定を知らない都合上、理解できないところも色々あったけど、概ね思ったとおりで初心者フレンドリーな作品。
しかし友情(?)を育むとは。トレイラーでは「どっちが勝っても人類は滅びる」とか言ってなかったっけ。
AVP: Alien vs. Predator(2004)
〈あらすじが誕生!ボゴッネチョネチョ!グギャー!〉
衛星が捉えた南極地下の熱源。正体不明の文明遺跡を探りに地底に潜った一行が見たものは……ギャー!
・ウギャー!
普段この手のクリーチャーものを見ないので、このくらいで十分コワイ。
その上、エイリアンもプレデターもテレビでさらっと見た程度なので、それぞれの特性も良くわかってない。ので、醍醐味を理解してないのだが、でもこういう垣根を越えた共演て面白いですよね。お遊びの要素に惹かれて観た。
・どんどん擬人化していくプレデターのあれれれ〜?なトコが良かった。なんでいきなり意思疎通?ほんじゃ最初に殺された人の立場は。
どちらかといえば、やっぱりプレデターとの方が交流できそうだが、そこを敢えてエイリアン側にしてみたら、もっとわけわかんなくて良かったかも、ありえん!というツッコミが最大の賛辞だとすれば。
でもプレデターと一緒に走ったり飛んだりしてるのは微笑ましかったけどネ。
仮面を取ったらハンサム、というのは無いんですねさすがに。でもプレデター的にはイケメンだったのだろう。
ラストも、何しっかり受け取ってんねん、というストレートなつっこみを入れられたので、満足。
こういう楽しみ方でもいいんですよね……?
・両作の基本設定を知らない都合上、理解できないところも色々あったけど、概ね思ったとおりで初心者フレンドリーな作品。
しかし友情(?)を育むとは。トレイラーでは「どっちが勝っても人類は滅びる」とか言ってなかったっけ。
ナショナル・トレジャー
2005年11月26日 アメリカもの
●ナショナル・トレジャー
National Treasure(2004)
〈あらすじ国宝級〉
先祖からの言い伝えにより財宝探しに男をかけるゲイツ。スポンサーに裏切られたり、美女な博士が仲間に加わったりしながらスピーディに展開する謎解きの結末には、大判小判がザックザク。
・フリーメイソンて何だっけ……と思いつつ見てるとあっという間に話においていかれます。
見る者に考える暇を与えないほど猛スピードで解かれていくオリエンテーリング的謎。勘違いするというミスはこの話には無いようだ、時間もないことだし。
まぁそんなわけで、ノリ重視というかノリだけなのですが、でもこんなショーケースみたいなのもたまにはいいですね。中だるみを排除するとこのようにタイトになるのか。
・知ってる顔が次々と出てくると、なんだか映画通になったみたいでウレシイ(売れっ子ばっかりでも)。ショーン・ビーンがカッコイイ〜。もっと見せ場を作って欲しかった、あっさり逮捕されるには惜しいキャラ。でもディズニーだと派手に死ぬわけにもいかんしな。
ニコラス・ケイジは一本抜けてる役かと思ってたのに、スマートだったのね。なんか頭脳明晰なニコラスって、ピンとこないような(失礼な!)。でも相変わらず良い味出してますね、やっぱり好き。
・財宝が明らかになるシーン、なんか笑けてしまった。どーよコレ、どーよ!!みたいな押しと鼻息を感じてしまって。いや参りましたー。これにて一件落着!
・ニックの頭が気になったので「ナショナル・トレジャー ニコラス ふさふさ」で検索してみたところ、やはり多くの人が不思議に思ったようですね。こういう調べたところでどうなるわけでもないことって、つい検索してしまったりするのよねー。
National Treasure(2004)
〈あらすじ国宝級〉
先祖からの言い伝えにより財宝探しに男をかけるゲイツ。スポンサーに裏切られたり、美女な博士が仲間に加わったりしながらスピーディに展開する謎解きの結末には、大判小判がザックザク。
・フリーメイソンて何だっけ……と思いつつ見てるとあっという間に話においていかれます。
見る者に考える暇を与えないほど猛スピードで解かれていくオリエンテーリング的謎。勘違いするというミスはこの話には無いようだ、時間もないことだし。
まぁそんなわけで、ノリ重視というかノリだけなのですが、でもこんなショーケースみたいなのもたまにはいいですね。中だるみを排除するとこのようにタイトになるのか。
・知ってる顔が次々と出てくると、なんだか映画通になったみたいでウレシイ(売れっ子ばっかりでも)。ショーン・ビーンがカッコイイ〜。もっと見せ場を作って欲しかった、あっさり逮捕されるには惜しいキャラ。でもディズニーだと派手に死ぬわけにもいかんしな。
ニコラス・ケイジは一本抜けてる役かと思ってたのに、スマートだったのね。なんか頭脳明晰なニコラスって、ピンとこないような(失礼な!)。でも相変わらず良い味出してますね、やっぱり好き。
・財宝が明らかになるシーン、なんか笑けてしまった。どーよコレ、どーよ!!みたいな押しと鼻息を感じてしまって。いや参りましたー。これにて一件落着!
・ニックの頭が気になったので「ナショナル・トレジャー ニコラス ふさふさ」で検索してみたところ、やはり多くの人が不思議に思ったようですね。こういう調べたところでどうなるわけでもないことって、つい検索してしまったりするのよねー。
●華麗なる激情
The Agony and The Ecstasy(1965)
〈あらすじの家賃〉
しぶしぶ教会の天井画を描くことになったミケランジェロ、依頼主である権威的な教皇との意地と誇りのぶつかり合いと葛藤、そして心のふれ合い。
・これは見てよかった!
・レックス・ハリソンて、見たところ(マイフェアレディとかクレオパトラとか)不遜な態度で鼻持ちならない男、でもどこか可愛げがあって憎めない、という役がぴったりはまる役者。
ここでもパターン通り、有能だが実は孤独を抱えている教皇の姿を人間味たっぷりに演じています。好きだなあ彼。
現役時代は「セクシーレクシー」という称号(?)をお持ちだったそうで、流した浮き名は数知れず。よ!色男。声が割とスットンキョウなのも愛嬌です。
・対してミケランジェロ役のチャールトン・ヘストンは、これまた無骨で非礼だけど、職人魂に溢れる真摯な芸術家を見事に演じている。彼には苦悩が似合うね、モーセとか。眉間に縦じわ。
シリアスな設定だけれど、教皇と画家のプライドバトルが、どこか掛け合い漫才みたいでユーモアもたっぷり。教「いつできんねん」ミ「できるときにできるんじゃー」教「だからいつやってきいとんねん!」みたいなやりとり。やたら家賃について確認してるのも可笑しかった。
・天井画の作業中にもミサが行われているのが興味深い。フレスコ画の制作過程も面白いし……時代的な背景もいいけれど、二人のまったくタイプの違う人間が、深い部分で(自覚してなくても)ほんの少しでも分かりあえた、というこのドラマ、とても好きです。
この、「少しだけの深い理解」にリアリティを感じるのです。
・冒頭「ミケランジェロ美術への誘い」みたいな映像がしばらく流れます。そのまま終わるんじゃないかと余計な心配をしてしまったよ。
原題のThe Agony and The Ecstasyは「苦悩と恍惚」という意。ゲージュツですね。
The Agony and The Ecstasy(1965)
〈あらすじの家賃〉
しぶしぶ教会の天井画を描くことになったミケランジェロ、依頼主である権威的な教皇との意地と誇りのぶつかり合いと葛藤、そして心のふれ合い。
・これは見てよかった!
・レックス・ハリソンて、見たところ(マイフェアレディとかクレオパトラとか)不遜な態度で鼻持ちならない男、でもどこか可愛げがあって憎めない、という役がぴったりはまる役者。
ここでもパターン通り、有能だが実は孤独を抱えている教皇の姿を人間味たっぷりに演じています。好きだなあ彼。
現役時代は「セクシーレクシー」という称号(?)をお持ちだったそうで、流した浮き名は数知れず。よ!色男。声が割とスットンキョウなのも愛嬌です。
・対してミケランジェロ役のチャールトン・ヘストンは、これまた無骨で非礼だけど、職人魂に溢れる真摯な芸術家を見事に演じている。彼には苦悩が似合うね、モーセとか。眉間に縦じわ。
シリアスな設定だけれど、教皇と画家のプライドバトルが、どこか掛け合い漫才みたいでユーモアもたっぷり。教「いつできんねん」ミ「できるときにできるんじゃー」教「だからいつやってきいとんねん!」みたいなやりとり。やたら家賃について確認してるのも可笑しかった。
・天井画の作業中にもミサが行われているのが興味深い。フレスコ画の制作過程も面白いし……時代的な背景もいいけれど、二人のまったくタイプの違う人間が、深い部分で(自覚してなくても)ほんの少しでも分かりあえた、というこのドラマ、とても好きです。
この、「少しだけの深い理解」にリアリティを感じるのです。
・冒頭「ミケランジェロ美術への誘い」みたいな映像がしばらく流れます。そのまま終わるんじゃないかと余計な心配をしてしまったよ。
原題のThe Agony and The Ecstasyは「苦悩と恍惚」という意。ゲージュツですね。
自転車に乗ったウディ・アレンそっくりのおばさんを見た。
ちょっとびっくり。
●マンハッタン
Manhattan(1979)
〈あらすじin blue〉
愛情と孤独の舞台マンハッタン。全編ガーシュインの音楽で優しく包まれた物語。
・ウディ・アレン行脚も佳境に入ってきました。
イケてない男がなぜかモテモテ、でも結局空回り、というアレン定番中の定番。彼の映画の「型紙」みたいな話です。白黒です。マンハッタンの情景が美しくメロディとマッチしており、とりとめのないような話の雰囲気を盛り上げて、臨場感を持たせている。
・相変わらずショボくれた様子が冴えるアレン、ラスト、17歳の少女に「もっと人を信じなきゃだめよ」と余裕たっぷりに諭されたときの表情が印象深い。
えーそうかな、うーん、そうかも……みたいな少しはにかんで困ったような顔。
しかし、そんなにまでモテたいか、そうですか、というダイレクトな設定にちょっと苦笑い。ウディ・アレンの欲望って一貫してるよなぁ。
・ガーシュイン in マンハッタン with アレン。オシャレすぎずクールすぎず、シリアスすぎず。
ちょっとびっくり。
●マンハッタン
Manhattan(1979)
〈あらすじin blue〉
愛情と孤独の舞台マンハッタン。全編ガーシュインの音楽で優しく包まれた物語。
・ウディ・アレン行脚も佳境に入ってきました。
イケてない男がなぜかモテモテ、でも結局空回り、というアレン定番中の定番。彼の映画の「型紙」みたいな話です。白黒です。マンハッタンの情景が美しくメロディとマッチしており、とりとめのないような話の雰囲気を盛り上げて、臨場感を持たせている。
・相変わらずショボくれた様子が冴えるアレン、ラスト、17歳の少女に「もっと人を信じなきゃだめよ」と余裕たっぷりに諭されたときの表情が印象深い。
えーそうかな、うーん、そうかも……みたいな少しはにかんで困ったような顔。
しかし、そんなにまでモテたいか、そうですか、というダイレクトな設定にちょっと苦笑い。ウディ・アレンの欲望って一貫してるよなぁ。
・ガーシュイン in マンハッタン with アレン。オシャレすぎずクールすぎず、シリアスすぎず。
ウェインズ・ワールド
2005年10月24日 アメリカもの
●ウェインズ・ワールド
Wayne’s World(1992)
〈あらすじの階段〉
ウェイン&ガースはオタッキーなテレビ番組のホストで人気者。メジャーTV局に買収されてブレイクするかと思いきや?ほとんど内容はないよーん、おちゃらけだもん。
・サタデーナイトライブで人気を誇ったキャラだそうですが、元ネタを知らないので何とも言えない。しかし映画となるとストーリー性を出さなきゃならんし、そうなるとバックグラウンドも適当じゃつじつま合わないし、でもやたら作り込むと元の主旨から離れていくし…と制作の苦労を思い浮かべてみたり。いっそのこと割り切って全編コントでもいいんじゃないかと思うんだがそれじゃ客は呼べないのかしらん。
・元からのファンにどれだけ受け入れられたのか興味あるところ。
一見さんとしては、その「ワールド」に入っていくのにちょっと戸惑ったけど、傾向がすぐ掴めたのでけっこう楽しめました。実は私はマイク・マイヤーズがハンサムだと思っていたりします。目がおかしいのは今に始まったことではない。
人を食った演出がいいですねマンガチックで。権力にねじ伏せられない!とか言いながらカメラ目線でCMしてるのが好き。あの絶妙な間の取り方がマイク・マイヤーズの生命線では。あのまま延々続けても面白かったのに。軸になってる物語展開もヘンテコで、自分たちのことよりもGFの売り込みに必死。君たちが主役じゃないのかね。
・「スクールオブロック」と同様、作中の音楽に造詣が深ければより楽しめることでしょう。
Wayne’s World(1992)
〈あらすじの階段〉
ウェイン&ガースはオタッキーなテレビ番組のホストで人気者。メジャーTV局に買収されてブレイクするかと思いきや?ほとんど内容はないよーん、おちゃらけだもん。
・サタデーナイトライブで人気を誇ったキャラだそうですが、元ネタを知らないので何とも言えない。しかし映画となるとストーリー性を出さなきゃならんし、そうなるとバックグラウンドも適当じゃつじつま合わないし、でもやたら作り込むと元の主旨から離れていくし…と制作の苦労を思い浮かべてみたり。いっそのこと割り切って全編コントでもいいんじゃないかと思うんだがそれじゃ客は呼べないのかしらん。
・元からのファンにどれだけ受け入れられたのか興味あるところ。
一見さんとしては、その「ワールド」に入っていくのにちょっと戸惑ったけど、傾向がすぐ掴めたのでけっこう楽しめました。実は私はマイク・マイヤーズがハンサムだと思っていたりします。目がおかしいのは今に始まったことではない。
人を食った演出がいいですねマンガチックで。権力にねじ伏せられない!とか言いながらカメラ目線でCMしてるのが好き。あの絶妙な間の取り方がマイク・マイヤーズの生命線では。あのまま延々続けても面白かったのに。軸になってる物語展開もヘンテコで、自分たちのことよりもGFの売り込みに必死。君たちが主役じゃないのかね。
・「スクールオブロック」と同様、作中の音楽に造詣が深ければより楽しめることでしょう。
●泥棒野郎
Take Money and Run(1969)
〈あらすじ強盗〉
へなちょこ悪党のバージルの半生をドキュメンタリー調でお送りするオトボケコメディ。
・ウディ・アレンのデビュー作。若いねー。
いつも彼の映画を見ては「若い」だの「おじいちゃん」だのいちいちリアクションしてしまいます。
・思いついたギャグを詰め込んだコント集みたいですが、その後の作品に引き継がれているようなロマンティックなシーンが無意味に挿入されてたり(まあ意味はあるんだけれど)、当初から自分のカラーを強く持っていたことが伺える。どうやっても美女に関わりなさそうなのに、デビュー作から彼はすでにモテ設定。これは不変なのね。
・これがデビュー作と聞いても、以後作品に見劣りするような荒削りさやチープさを感じられないので、アレンに一貫するテーマはとてもシンプルなことがわかる。色んな宝石を並べているのではなくて、一つの石を穴が開くほど様々な角度から見ているような。
・アンタ昔っから変わってないねーとちょっと呆れてホッと落ち着く感じ。
Take Money and Run(1969)
〈あらすじ強盗〉
へなちょこ悪党のバージルの半生をドキュメンタリー調でお送りするオトボケコメディ。
・ウディ・アレンのデビュー作。若いねー。
いつも彼の映画を見ては「若い」だの「おじいちゃん」だのいちいちリアクションしてしまいます。
・思いついたギャグを詰め込んだコント集みたいですが、その後の作品に引き継がれているようなロマンティックなシーンが無意味に挿入されてたり(まあ意味はあるんだけれど)、当初から自分のカラーを強く持っていたことが伺える。どうやっても美女に関わりなさそうなのに、デビュー作から彼はすでにモテ設定。これは不変なのね。
・これがデビュー作と聞いても、以後作品に見劣りするような荒削りさやチープさを感じられないので、アレンに一貫するテーマはとてもシンプルなことがわかる。色んな宝石を並べているのではなくて、一つの石を穴が開くほど様々な角度から見ているような。
・アンタ昔っから変わってないねーとちょっと呆れてホッと落ち着く感じ。
Mr.インクレディブル
2005年10月22日 アメリカもの
●Mr.インクレディブル
The Incredibles(2004)
〈伸びるあらすじ〉
かつてのヒーローも今や家族思いの中年サラリーマン。栄光の日々を回顧する虚しい日々に、エキサイティングなオファーが舞い込んできた。ヒーローに戻ったのもつかの間、罠にはまって家族がピンチ!
・マスク姿を見るとあれを思い出す。誰だっけドカベンで袖が長くてさー手が伸びたり縮んだりする…ウーン思いだせん!…ちょっと調べてきました、土佐丸高校の犬神だった(多分)。
・それはさておき、イラスティガールが良かったよ。かっこよかった。
このスーパーパワーが一番使い道が多そうだし。一体どこまで伸びるんでしょうね、怪物くんの血筋でしょうか。頭は伸びないのかな(コワイなそれは…)。
フロゾンのパワーは地球温暖化阻止に使えそうだし、あれなら氷のホテルもすぐ造れるな…(一度泊まってみたいのです)。
・鼻につくぐらいファミリーの絆をアッピールしているのかと思ってたのですが、そうでもない。
キャラクターの造形が上手い。日本でもアメコミ(またはそれに影響された漫画)が定着したせいか、向こうで日本アニメがブームなためか、隔たりをあまり感じなくなってきた。すんなり受け入れられるキュートな造作。
・息子が水面をドワーッと嬉しそうに走ってるシーンが好き。おおオレすげーじゃん!みたいな顔が微笑ましい。シンドロームはくりぃむしちゅーの人にしか見えないのだが、吹き替えは宮迫さんなのね。
・邦題だとお父さんが主役みたいですが、やはり家族の物語なので「インクレディブル一家」とか…だと「楽しいムーミン一家」ぽい?
The Incredibles(2004)
〈伸びるあらすじ〉
かつてのヒーローも今や家族思いの中年サラリーマン。栄光の日々を回顧する虚しい日々に、エキサイティングなオファーが舞い込んできた。ヒーローに戻ったのもつかの間、罠にはまって家族がピンチ!
・マスク姿を見るとあれを思い出す。誰だっけドカベンで袖が長くてさー手が伸びたり縮んだりする…ウーン思いだせん!…ちょっと調べてきました、土佐丸高校の犬神だった(多分)。
・それはさておき、イラスティガールが良かったよ。かっこよかった。
このスーパーパワーが一番使い道が多そうだし。一体どこまで伸びるんでしょうね、怪物くんの血筋でしょうか。頭は伸びないのかな(コワイなそれは…)。
フロゾンのパワーは地球温暖化阻止に使えそうだし、あれなら氷のホテルもすぐ造れるな…(一度泊まってみたいのです)。
・鼻につくぐらいファミリーの絆をアッピールしているのかと思ってたのですが、そうでもない。
キャラクターの造形が上手い。日本でもアメコミ(またはそれに影響された漫画)が定着したせいか、向こうで日本アニメがブームなためか、隔たりをあまり感じなくなってきた。すんなり受け入れられるキュートな造作。
・息子が水面をドワーッと嬉しそうに走ってるシーンが好き。おおオレすげーじゃん!みたいな顔が微笑ましい。シンドロームはくりぃむしちゅーの人にしか見えないのだが、吹き替えは宮迫さんなのね。
・邦題だとお父さんが主役みたいですが、やはり家族の物語なので「インクレディブル一家」とか…だと「楽しいムーミン一家」ぽい?
レディダルタニアン/新・三銃士
2005年10月21日 アメリカもの
●レディダルタニアン 新・三銃士
La Femme Musketeer(2004)
〈あらすじは一つ再び〉
伝説の銃士ダルタニアンの娘バレンタインは父の跡を継ぐべくパリへ。そこで枢機卿と国王の派閥争いに巻き込まれるも、三銃士の息子達に助けられつつ危機脱出、大団円に。三銃士の次世代物語。
・見ている内に、なんだかソープオペラみたいな作りだなぁと思っていたら、これはテレビドラマだったのですね(by IMDb)。いかにもCM入りますという場面転換多数だと思った。
それで目玉はマイケル・ヨークが前作さながらダルタニアンとして出演!
んが!
・お、おじいちゃん…!
「三銃士」及び「四銃士」で溌剌としていたダルタニアンに「うっ」だった私は、ちょっとショック。んがすぐ気を取り直した。年月を経れば外見が変わるのも当たり前、よく見ればあの可愛い笑顔はそのままでした。
ま、主人公はバレンタインなので、あまり活躍はされませんでしたが、前作を思い起こさせるシーンも多く楽しめる。
・ストーリーもシンプルで、「三銃士」をなぞらえたもの。
しかしアクションシーンにコマ送りの早回しみたいなテクニックを使ってて、スピード感があるのはいいけど見づらいがな!色味も調整してあるのか、かなり美しく鮮烈だけど、かえってリアリティを失ってるような気もする。良くも悪くもゲームっぽい雰囲気。サクサクって感じ。
どうせやるなら、映画版のように重厚かつコミカルに、それでいて飄々とした作りにしてくれたら嬉しかったのだが…残念。
・バレンタインは美人。三銃士の息子ズ、西部劇みたいなんですが。
あと、ここに出てくるチュニックは今ひとつですな。くるみボタンもないしさ。
ジェラール・ドパルデューの枢機卿、ジーコみたい…。
La Femme Musketeer(2004)
〈あらすじは一つ再び〉
伝説の銃士ダルタニアンの娘バレンタインは父の跡を継ぐべくパリへ。そこで枢機卿と国王の派閥争いに巻き込まれるも、三銃士の息子達に助けられつつ危機脱出、大団円に。三銃士の次世代物語。
・見ている内に、なんだかソープオペラみたいな作りだなぁと思っていたら、これはテレビドラマだったのですね(by IMDb)。いかにもCM入りますという場面転換多数だと思った。
それで目玉はマイケル・ヨークが前作さながらダルタニアンとして出演!
んが!
・お、おじいちゃん…!
「三銃士」及び「四銃士」で溌剌としていたダルタニアンに「うっ」だった私は、ちょっとショック。んがすぐ気を取り直した。年月を経れば外見が変わるのも当たり前、よく見ればあの可愛い笑顔はそのままでした。
ま、主人公はバレンタインなので、あまり活躍はされませんでしたが、前作を思い起こさせるシーンも多く楽しめる。
・ストーリーもシンプルで、「三銃士」をなぞらえたもの。
しかしアクションシーンにコマ送りの早回しみたいなテクニックを使ってて、スピード感があるのはいいけど見づらいがな!色味も調整してあるのか、かなり美しく鮮烈だけど、かえってリアリティを失ってるような気もする。良くも悪くもゲームっぽい雰囲気。サクサクって感じ。
どうせやるなら、映画版のように重厚かつコミカルに、それでいて飄々とした作りにしてくれたら嬉しかったのだが…残念。
・バレンタインは美人。三銃士の息子ズ、西部劇みたいなんですが。
あと、ここに出てくるチュニックは今ひとつですな。くるみボタンもないしさ。
ジェラール・ドパルデューの枢機卿、ジーコみたい…。
●ワンダー・ボーイズ
Wonder Boys(2000)
〈あらすじモンロー〉
才能の枯渇に苦しむ作家教授、ヒットが出せない編集者、性格に難ありの青年。偶然の連携プレーでしょぼくれた日常から希望を見出す。
・あらすじが書きにくい話だ。けっこう色んなことが劇中起きているんですけどね。起伏はあるけれど、淡々としてます。
・ロバート・ダウニーJr.とトビー・マグワイアの2ショットが可愛い。かわいい!カワイイ!!
ベッドからひょこっと顔を出したトビーとダウニーJr.のダブルわんこ顔があまりにもキュート、その場でうずくまってしまうほど。久しぶりの「うっ」でした。
・そんなわけでそれ以外のストーリーはあまり記憶に残ってない。まあそんな時もありますね。
ジェイムズ・ブラウンもどきのおじさんをしつこくバーノンと呼び続けるのにウケた。なんかわかる勝手に名前つけたりする気持ち。
始終くたびれた様子のマイケル・ダグラスが、ラストシーンでパリッとした姿を見せるのは、やはりそのままではイメージダウンだからでしょうか。男前役者の意地か。
トム・クルーズの妻(になる予定)のケイティ・ホームズさんも出てる。普通の子やん。ま、普通でいいんですけど。
・基本は割とありがちな話ですが、ちょっとづつずれているよう感覚がファニー。なので、最後にセオリー通りに盛り上がってしまったのがちと残念。
・トビー、うまい。うまいねー。
Wonder Boys(2000)
〈あらすじモンロー〉
才能の枯渇に苦しむ作家教授、ヒットが出せない編集者、性格に難ありの青年。偶然の連携プレーでしょぼくれた日常から希望を見出す。
・あらすじが書きにくい話だ。けっこう色んなことが劇中起きているんですけどね。起伏はあるけれど、淡々としてます。
・ロバート・ダウニーJr.とトビー・マグワイアの2ショットが可愛い。かわいい!カワイイ!!
ベッドからひょこっと顔を出したトビーとダウニーJr.のダブルわんこ顔があまりにもキュート、その場でうずくまってしまうほど。久しぶりの「うっ」でした。
・そんなわけでそれ以外のストーリーはあまり記憶に残ってない。まあそんな時もありますね。
ジェイムズ・ブラウンもどきのおじさんをしつこくバーノンと呼び続けるのにウケた。なんかわかる勝手に名前つけたりする気持ち。
始終くたびれた様子のマイケル・ダグラスが、ラストシーンでパリッとした姿を見せるのは、やはりそのままではイメージダウンだからでしょうか。男前役者の意地か。
トム・クルーズの妻(になる予定)のケイティ・ホームズさんも出てる。普通の子やん。ま、普通でいいんですけど。
・基本は割とありがちな話ですが、ちょっとづつずれているよう感覚がファニー。なので、最後にセオリー通りに盛り上がってしまったのがちと残念。
・トビー、うまい。うまいねー。
●インテリア
Interiors(1978)
〈あらすじと海〉
支配的な母親に対する娘たちの葛藤と愛情を描く静かな物語。
・文字通りとても静かな映画です。BGM一切なし。
ベルイマン監督へのオマージュらしいのですが、それらの作品を見ていないのでよくわかりません。
・コメディ色を排しているとは言え、やはりアレンらしさが滲み出ています。「ハンナとその姉妹」でウディ自身が、死にたくないあまりにカルトに入信したりする滑稽な人物を演じていましたが、この映画ではレナータがその役を担っていて、同じアイディアでもシリアスに表現していますね。
アレンのドキュメンタリー「映画と人生」でも語られていたように、ジョーイの設定は残酷。何かを表現したくて仕方がないのに、そのすべを持っていないなんて。なんて辛くて過酷。
・主人公達はよく喋りますが、張りつめた空気の中にいるような緊張感あり、スリリング。人間関係にも重みを感じる。
どの役柄にも肩入れしていない、淡々と綴るある家族の悲劇と再生への希望。
シビアだけれども、暖かい。でもやっぱりどこかに痺れが残るような話です。なんだかわからないけど、心の端っこに引っかかるような。
表題になっているインテリアデザインも、洗練されていてシャープ。
Interiors(1978)
〈あらすじと海〉
支配的な母親に対する娘たちの葛藤と愛情を描く静かな物語。
・文字通りとても静かな映画です。BGM一切なし。
ベルイマン監督へのオマージュらしいのですが、それらの作品を見ていないのでよくわかりません。
・コメディ色を排しているとは言え、やはりアレンらしさが滲み出ています。「ハンナとその姉妹」でウディ自身が、死にたくないあまりにカルトに入信したりする滑稽な人物を演じていましたが、この映画ではレナータがその役を担っていて、同じアイディアでもシリアスに表現していますね。
アレンのドキュメンタリー「映画と人生」でも語られていたように、ジョーイの設定は残酷。何かを表現したくて仕方がないのに、そのすべを持っていないなんて。なんて辛くて過酷。
・主人公達はよく喋りますが、張りつめた空気の中にいるような緊張感あり、スリリング。人間関係にも重みを感じる。
どの役柄にも肩入れしていない、淡々と綴るある家族の悲劇と再生への希望。
シビアだけれども、暖かい。でもやっぱりどこかに痺れが残るような話です。なんだかわからないけど、心の端っこに引っかかるような。
表題になっているインテリアデザインも、洗練されていてシャープ。
ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月
2005年10月10日 アメリカもの
●ブリジット・ジョーンズの日記
きれそうなわたしの12ヶ月
Bridget Jones: The Edge of Reason(2004)
〈あらすじマッシュルーム〉
マークとハッピーライフを送るブリジット。だが小さな嫉妬が誤解を生み、辿り着いたところはバリ。どこにいてもトラブルに愛されるブリジット第二弾。
・相変わらず、だからどーした路線をきっちり守ってます。コンセプトに律儀。
そしてレネさんのヒダが波打ってる肉体も健在です。
一見「かわいいラブコメ」だけれど、なんとなーくズレを感じるのがこの物語の面白いところ。現実を見据えた上で夢を描き続ける乙女魂が、微笑ましくもあり痛痒くもある。諦観と希望の運命共同体みたいな。深読みしすぎかしら。
・今回もハッピーエンドだったけど、こーゆうことをエンドレスで繰り返してブリジットは人生を終えるんだろうなー。ついてなかったらついてないでモンモンとし、幸せになったらなったでいつ不幸になるか戦々恐々、うーむさすが等身大。身につまされます。人生はなかなか忙しい。
・オマケの「ブリジットがコリン・ファースにインタビュー」が楽しい。
レネの困り顔は、ほんとチャーミング。
きれそうなわたしの12ヶ月
Bridget Jones: The Edge of Reason(2004)
〈あらすじマッシュルーム〉
マークとハッピーライフを送るブリジット。だが小さな嫉妬が誤解を生み、辿り着いたところはバリ。どこにいてもトラブルに愛されるブリジット第二弾。
・相変わらず、だからどーした路線をきっちり守ってます。コンセプトに律儀。
そしてレネさんのヒダが波打ってる肉体も健在です。
一見「かわいいラブコメ」だけれど、なんとなーくズレを感じるのがこの物語の面白いところ。現実を見据えた上で夢を描き続ける乙女魂が、微笑ましくもあり痛痒くもある。諦観と希望の運命共同体みたいな。深読みしすぎかしら。
・今回もハッピーエンドだったけど、こーゆうことをエンドレスで繰り返してブリジットは人生を終えるんだろうなー。ついてなかったらついてないでモンモンとし、幸せになったらなったでいつ不幸になるか戦々恐々、うーむさすが等身大。身につまされます。人生はなかなか忙しい。
・オマケの「ブリジットがコリン・ファースにインタビュー」が楽しい。
レネの困り顔は、ほんとチャーミング。
スーパーサイズ・ミー
2005年10月6日 アメリカもの
●スーパーサイズ・ミー
Super Size Me(2004)
〈あらすじ太り気味〉
肥満大国アメリカ。増殖し続けるファーストフード店。一ヶ月ハンバーガーだけで生活すると、人体はどうなるのか?チャレンジングなドキュメンタリー。
・体によくないと分かっていても、なぜかたまに食べたくなるファーストフード。
特に私の場合、体調がよろしくない時に限って無性に欲しくなるので困ったもんです。
結局、やっぱりファーストフードは良くないよ、ということなのですが、もうちょっと意外性と面白みを出すために、被験者を増やして色んな結果を出したほうが厚みがあったかも。
・この主役兼監督は最初からファーストフードへの耐性が弱そうだったから、オチが見えちゃうしね。
一年中マックを食べ続けているマニアも出演していたけど、なんで体を壊さないのかそっちのほうも探って欲しいんだけど。マック対応ボディに肉体が改造されてるのか?
・なんだか探偵ナイトスクープのネタにありそう。松村探偵にやって頂くのもいいかも…。でもコワイ結末になりそうだ。
・冷めたポテトとハンバーガーは美味しくないんだよなぁ。
Super Size Me(2004)
〈あらすじ太り気味〉
肥満大国アメリカ。増殖し続けるファーストフード店。一ヶ月ハンバーガーだけで生活すると、人体はどうなるのか?チャレンジングなドキュメンタリー。
・体によくないと分かっていても、なぜかたまに食べたくなるファーストフード。
特に私の場合、体調がよろしくない時に限って無性に欲しくなるので困ったもんです。
結局、やっぱりファーストフードは良くないよ、ということなのですが、もうちょっと意外性と面白みを出すために、被験者を増やして色んな結果を出したほうが厚みがあったかも。
・この主役兼監督は最初からファーストフードへの耐性が弱そうだったから、オチが見えちゃうしね。
一年中マックを食べ続けているマニアも出演していたけど、なんで体を壊さないのかそっちのほうも探って欲しいんだけど。マック対応ボディに肉体が改造されてるのか?
・なんだか探偵ナイトスクープのネタにありそう。松村探偵にやって頂くのもいいかも…。でもコワイ結末になりそうだ。
・冷めたポテトとハンバーガーは美味しくないんだよなぁ。
来た来た、ついに秋が来た!ウフフ♪
●スリーパー
Sleeper(1973)
〈あらすじ冬眠中〉
1973年から200年後の世界で目覚めたマイルズ。おかしな世界で巻き起こる珍騒動。
・若い頃のウディ定番のドタバタSFバージョンですが。
やはり時代が時代だけに、未来を描いていても今から見れば懐かしの70年代ポップな感じ。
巨大バナナで滑り続けるネタなど、分かり易いギャグから、当時の米文化を知っていないと笑えない風刺まで盛りだくさん。
ベタなもの以外は半分もわかってないかも。
・ウディがメガネを外すシーンがあったのですよ。
すわ、もしかしてメガネを取ると実はハンサム(てことはなくても、少なくても2割り増し男前?!)か?と一瞬盛り上がりかけましたが、やっぱり彼は彼。単なるメガネを取ったウディでした。
期待するポイントを激しく間違えた。
・いかにもアレンの持論らしい〜「信じられるのは死とセックスだけ」というセリフを残してエンディング。
それで清々しく終われるのだから、なんともアレン流。
●スリーパー
Sleeper(1973)
〈あらすじ冬眠中〉
1973年から200年後の世界で目覚めたマイルズ。おかしな世界で巻き起こる珍騒動。
・若い頃のウディ定番のドタバタSFバージョンですが。
やはり時代が時代だけに、未来を描いていても今から見れば懐かしの70年代ポップな感じ。
巨大バナナで滑り続けるネタなど、分かり易いギャグから、当時の米文化を知っていないと笑えない風刺まで盛りだくさん。
ベタなもの以外は半分もわかってないかも。
・ウディがメガネを外すシーンがあったのですよ。
すわ、もしかしてメガネを取ると実はハンサム(てことはなくても、少なくても2割り増し男前?!)か?と一瞬盛り上がりかけましたが、やっぱり彼は彼。単なるメガネを取ったウディでした。
期待するポイントを激しく間違えた。
・いかにもアレンの持論らしい〜「信じられるのは死とセックスだけ」というセリフを残してエンディング。
それで清々しく終われるのだから、なんともアレン流。
グラディエーター
Gladiator(2000)
〈あらすじSPQR〉
ローマ皇帝コンモドゥスの謀略により拳闘士に身をやつしたかつての英雄マキシマス。やがてローマに帰還し復讐を果たすまでの物語。
・ながーいローマ帝国のヒストリーの中でも安定した『五賢帝時代』。その幕をあっさり下ろしたのがコンモドゥス皇帝で、さすがの賢帝も跡継ぎの人選を誤りましたね、というのが定説だったはずですが。
・実は玉座は無理矢理コンモドゥスに奪われた、というこのストーリー展開、気に入りました。
何より、コンモドゥスのキャラクターに惹かれます。ホアキン・フェニックス上手い!西海岸のビーチでタコス売ってそうな顔だな…と思っててゴメン。微妙な表情が巧み!
腹がどす黒すぎてか返って目が澄んでるし、猜疑心だらけで良心のつけいる隙のない性格。あやしい、あやすぎる。どー見ても破滅型なのに自覚なし。
うーん、コンモドゥス。
コンモドゥスをどうぞよろしく!(ただ今選挙期間中)
・というわけであまり主人公に目が行かなかったのだ。でもマキシマスも良かったよ(とってつけ)。ただひたむきに家族愛に殉じた男。木訥と純粋さがラッセル・クロウのハの字眉によく表れていました。
皇帝の姉さんはいまいちよくわからない人だった。なんかもっとヤバイこと(?)をしてくれるのかと期待していたのだが。
あと撮影中に急逝してしまったというオリヴァー・リード。プロキシモはアトス(三銃士)だったのか…。おじいさんになっていたので気がつかなかったが惜しい人を亡くした。
・結局最後の最後まではた迷惑なヤツ、コンモドゥス。こんな人に因縁をつけられたマキシマスは本当に不運だったが、よく耐えた。それでこそ漢。
ラストシーンの空の青さが映えていました。
コロシアムも圧巻ですが、何気ない町の様子とか群衆の衣装など興味をそそるアイテム多数。ローマ気分が盛り上がります。
Gladiator(2000)
〈あらすじSPQR〉
ローマ皇帝コンモドゥスの謀略により拳闘士に身をやつしたかつての英雄マキシマス。やがてローマに帰還し復讐を果たすまでの物語。
・ながーいローマ帝国のヒストリーの中でも安定した『五賢帝時代』。その幕をあっさり下ろしたのがコンモドゥス皇帝で、さすがの賢帝も跡継ぎの人選を誤りましたね、というのが定説だったはずですが。
・実は玉座は無理矢理コンモドゥスに奪われた、というこのストーリー展開、気に入りました。
何より、コンモドゥスのキャラクターに惹かれます。ホアキン・フェニックス上手い!西海岸のビーチでタコス売ってそうな顔だな…と思っててゴメン。微妙な表情が巧み!
腹がどす黒すぎてか返って目が澄んでるし、猜疑心だらけで良心のつけいる隙のない性格。あやしい、あやすぎる。どー見ても破滅型なのに自覚なし。
うーん、コンモドゥス。
コンモドゥスをどうぞよろしく!(ただ今選挙期間中)
・というわけであまり主人公に目が行かなかったのだ。でもマキシマスも良かったよ(とってつけ)。ただひたむきに家族愛に殉じた男。木訥と純粋さがラッセル・クロウのハの字眉によく表れていました。
皇帝の姉さんはいまいちよくわからない人だった。なんかもっとヤバイこと(?)をしてくれるのかと期待していたのだが。
あと撮影中に急逝してしまったというオリヴァー・リード。プロキシモはアトス(三銃士)だったのか…。おじいさんになっていたので気がつかなかったが惜しい人を亡くした。
・結局最後の最後まではた迷惑なヤツ、コンモドゥス。こんな人に因縁をつけられたマキシマスは本当に不運だったが、よく耐えた。それでこそ漢。
ラストシーンの空の青さが映えていました。
コロシアムも圧巻ですが、何気ない町の様子とか群衆の衣装など興味をそそるアイテム多数。ローマ気分が盛り上がります。
ウディ・アレン 映画と人生
2005年9月4日 アメリカもの
*発売されていないようなのでアマゾンからアレンの評伝のカバー写真を引っ張ってきました。未読ですのでどんな内容かアンノウン。
ウディ・アレン 映画と人生
Woody Allen: A Life in Film(2002)
〈彼の映画にまつわる話をアレン自身が語るインタビュー集〉
・淡々と自分の映画のことについて話すアレン。
吹き替えが低音の魅力だったので、イメージのギャップを感じてしまったのですが(思い切ってオクレさんを起用すればよかったのに…それもなんか違うけど、ちょっと見てみたくないですか)、内容は面白かった。
・今まで色々みたつもりだけど、未見の映画の多いこと。まだまだ甘かった。しかも現在も精力的に映画を撮ってるし、才能にも運にも恵まれた人だなぁ…なのにあの衰えない「冴えない感」は何だろう。不変のしょんぼりムード。そこにたまに灯台みたいな明かりがチカチカ見え隠れする話に惹かれるのですが。
・『普段の僕はテレビを見ながらスポーツ観戦したりする普通のニューヨーカーさ、インテリに見えるのはメガネのせいだね』と言っていたが、えーそうなのかな。どうなんでしょう。インテリに見えるっていうのが私には新鮮だったのだが。
・というわけで秋もウディ・アレン鑑賞は続く。そしてさっと感想を書かなければ。すぐ忘れちゃうから。
ウディ・アレン 映画と人生
Woody Allen: A Life in Film(2002)
〈彼の映画にまつわる話をアレン自身が語るインタビュー集〉
・淡々と自分の映画のことについて話すアレン。
吹き替えが低音の魅力だったので、イメージのギャップを感じてしまったのですが(思い切ってオクレさんを起用すればよかったのに…それもなんか違うけど、ちょっと見てみたくないですか)、内容は面白かった。
・今まで色々みたつもりだけど、未見の映画の多いこと。まだまだ甘かった。しかも現在も精力的に映画を撮ってるし、才能にも運にも恵まれた人だなぁ…なのにあの衰えない「冴えない感」は何だろう。不変のしょんぼりムード。そこにたまに灯台みたいな明かりがチカチカ見え隠れする話に惹かれるのですが。
・『普段の僕はテレビを見ながらスポーツ観戦したりする普通のニューヨーカーさ、インテリに見えるのはメガネのせいだね』と言っていたが、えーそうなのかな。どうなんでしょう。インテリに見えるっていうのが私には新鮮だったのだが。
・というわけで秋もウディ・アレン鑑賞は続く。そしてさっと感想を書かなければ。すぐ忘れちゃうから。
アニマルハウス
National Lampoon’s Animal House(1978)
〈あらすじトーガ〉
名門大学の問題児たちが住むデルタハウス。学校側やライバルのエリート達はなんとかして厄介払いをしようと試みるが…最後はやっぱりジョン・ベルーシの勝ち!
・R&Bとカーアクション、ブルース・ブラザーズの下書きみたいな話で興味深かった。
原題にあるNational Lampoonというのは、ハーバード大の学生が主体のコメディ創作集団のことなんだそうで、そこにジョン・ランディス監督が属してたのだそーな。へーえ。
他にもNational Lampoon名義(?)の映画が何作かあるので、いつか見てみよう。
・そんなわけでジョン・ベルーシ。
彼は主役というわけではなくて『デルタハウスの精(?)』みたいな存在で、縦横無尽にエピソードの間を走り回っております。アマデウスになる前のトム・ハルスなどが出てますが、結局誰が主役だったのか良くわからん。
でも印象に残るのはやっぱりベルーシ。
あと無意味にインパクトが大きいドナルド・サザーランド氏のオシリでしょうか。サービスショット?
・キャンパスコメディと言えば何かにつけフラタニティ(またはソロリティ)が出てくるのはこの作品の影響が大きいから?アメリカ人のノスタルジーをくすぐるんでしょうか。
トーガナイト(=シーツを体に巻き付けローマ風コスプレで遊ぶパーティ)は楽しそうだね!
妙にベルーシ氏に似合っていて、ちょこんとしてて可愛かった(↑ジャケット写真参照)。
本能的な可愛げは彼の魅力のひとつですなぁ。
National Lampoon’s Animal House(1978)
〈あらすじトーガ〉
名門大学の問題児たちが住むデルタハウス。学校側やライバルのエリート達はなんとかして厄介払いをしようと試みるが…最後はやっぱりジョン・ベルーシの勝ち!
・R&Bとカーアクション、ブルース・ブラザーズの下書きみたいな話で興味深かった。
原題にあるNational Lampoonというのは、ハーバード大の学生が主体のコメディ創作集団のことなんだそうで、そこにジョン・ランディス監督が属してたのだそーな。へーえ。
他にもNational Lampoon名義(?)の映画が何作かあるので、いつか見てみよう。
・そんなわけでジョン・ベルーシ。
彼は主役というわけではなくて『デルタハウスの精(?)』みたいな存在で、縦横無尽にエピソードの間を走り回っております。アマデウスになる前のトム・ハルスなどが出てますが、結局誰が主役だったのか良くわからん。
でも印象に残るのはやっぱりベルーシ。
あと無意味にインパクトが大きいドナルド・サザーランド氏のオシリでしょうか。サービスショット?
・キャンパスコメディと言えば何かにつけフラタニティ(またはソロリティ)が出てくるのはこの作品の影響が大きいから?アメリカ人のノスタルジーをくすぐるんでしょうか。
トーガナイト(=シーツを体に巻き付けローマ風コスプレで遊ぶパーティ)は楽しそうだね!
妙にベルーシ氏に似合っていて、ちょこんとしてて可愛かった(↑ジャケット写真参照)。
本能的な可愛げは彼の魅力のひとつですなぁ。
ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせに(以下略)
2005年8月4日 アメリカもの
暑中お見舞い申し上げます。
もう口をついて出るのはこの言葉ばっかり…アツイですね〜。ふー、アツイアツイ。
小文字にしても伏せ字にしてもア○イもんは○ツイのだった。
こーゆう猛暑のなか、あえてこれを。
●ウディ・アレンの誰でも知りたがってるくせに
ちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう
Woody Allen/Everything you wanted to know about sex
but were afraid to ask(1972)
〈あらすじ、ったって…〉
セックスをモチーフにしたオムニバスコメディ。おバカ映画。
・長いのよタイトルが。
それでもって、どんな淫靡なことを教えてくれるんだろうという期待を裏切ってエロでもグロでもありませんでした。「オッパイ」だの「オチンチ○」といったかなり原始レベルのシモネタです。それを彼が真顔でやっているから可笑しいのだ、ただでさえ可笑しいのに(褒めてます)。
今の感覚からすれば「ベタ」なのですが、1972年の作品ですからやはり先見の明があったのでしょう。しかもこういうネタは普遍的だからして、賞味期限が長いです。好き嫌いはあるでしょうが、いつ見ても大笑いできる。
・ウディ扮する道化が持ってたウディ顔のステッキ(?)が欲しい!なんであんなにそっくりなんでしょう。
やはり最後のエピソードが一番笑える。具体的に述べるのは避けますが、まーとにかくアホらしくて笑うしかありません。
・笑いが細分化されてる昨今、皆が同じところで笑えるのもかえって新鮮かも。
・真夏のウディも悪くありません。短いからね!
もう口をついて出るのはこの言葉ばっかり…アツイですね〜。ふー、アツイアツイ。
小文字にしても伏せ字にしてもア○イもんは○ツイのだった。
こーゆう猛暑のなか、あえてこれを。
●ウディ・アレンの誰でも知りたがってるくせに
ちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう
Woody Allen/Everything you wanted to know about sex
but were afraid to ask(1972)
〈あらすじ、ったって…〉
セックスをモチーフにしたオムニバスコメディ。おバカ映画。
・長いのよタイトルが。
それでもって、どんな淫靡なことを教えてくれるんだろうという期待を裏切ってエロでもグロでもありませんでした。「オッパイ」だの「オチンチ○」といったかなり原始レベルのシモネタです。それを彼が真顔でやっているから可笑しいのだ、ただでさえ可笑しいのに(褒めてます)。
今の感覚からすれば「ベタ」なのですが、1972年の作品ですからやはり先見の明があったのでしょう。しかもこういうネタは普遍的だからして、賞味期限が長いです。好き嫌いはあるでしょうが、いつ見ても大笑いできる。
・ウディ扮する道化が持ってたウディ顔のステッキ(?)が欲しい!なんであんなにそっくりなんでしょう。
やはり最後のエピソードが一番笑える。具体的に述べるのは避けますが、まーとにかくアホらしくて笑うしかありません。
・笑いが細分化されてる昨今、皆が同じところで笑えるのもかえって新鮮かも。
・真夏のウディも悪くありません。短いからね!
さて数ヶ月前、キーファーの三銃士にうっとりしてしまった私ですが、それは果たしてキーファーが良かったのか、はたまた物語が良かったのか確かめるべく、同じ原作の別作品を見てみようと思った。
●三銃士+四銃士
The Three Musketeers(1973)
The Four Musketeers(1974)
〈あらすじはひとつ〉
ダルタニアンと三銃士の活躍で、枢機卿の野望を痛快に打ち砕く娯楽劇。
・お、面白い!
・なんだこれは、というほど面白いのだ!びっくり。
キーファーのがダイジェスト版+オリジナルなら、こちらは原作にかなり忠実。ですが、こまやかな遊びがいたるところに仕掛けられていて、これがほんとに楽しいー。
なんかみんなすっとぼけてて、どのキャラクターにも親しみが持てる。
原作読んでると「ガスコーニュ人」のダルタニアン、というのが今ひとつよくわからなかったんだけど、これ見たらなんとなくイメージ出来た。元気はつらつ、思いっきり「ス」な若者。パリ人とは違う野趣溢れる魅力。なんかすごくカワイイんですけど!マイッタ。
・カワイイといえば三銃士のおじ様方みなカワイイ。
中尾彬入ってるアトス、オリヴァー・リード。身がぱつんぱつんの中年に弱かったりして。水車でぐるぐる回っちゃってるし(キーファーならあり得ない)好きだー。アラミスも、胡散臭い男前っぷりでイイ!少し松野さん(沢田亜矢子の元夫)に見えてしまってゴメン!チェンバレンさん。リシュリュー卿もロシュフォール(チャールトン・ヘストン、クリストファー・リー)もイカス!
姐さんたちも、ムンムンだしね。ファーファもびっくり、ふわふわな胸(目測)。
かわいげのある人たちばかりで、エピソードも微笑ましい。ほどよくシリアス、集団劇として実に愉快です。
・みんな大事の前の小事にせわしく、ああ人間悲喜劇。
さすが世紀の大衆作家デュマ。原作も良いが、キャストも良い。
キーファーの映画のみならず、三銃士ものは面白いことがわかりました。そうそう「仮面の男」も良かったしね。ブラボー!
・この続編「四銃士」は、同時進行で撮られたそうです。LotRのよう。
四銃士では、アトスの秘密が明らかになったり悪女ミラディが大活躍したり、さらに波瀾万丈ですが、個人的には美女の誘惑にすぐフラフラになるダルタニアン君にラブです。カワイイやつ!
続編はシリアス度が濃い。ダルタニアンの使用人(?)、こきつかわれて気の毒だけど滑稽。
どっちもいいけど(合わせて見るのが一番)、「三銃士」のほうが好きかな…。なんせあの衝撃は新鮮だったので。
・いやー楽しい映画でした。
●三銃士+四銃士
The Three Musketeers(1973)
The Four Musketeers(1974)
〈あらすじはひとつ〉
ダルタニアンと三銃士の活躍で、枢機卿の野望を痛快に打ち砕く娯楽劇。
・お、面白い!
・なんだこれは、というほど面白いのだ!びっくり。
キーファーのがダイジェスト版+オリジナルなら、こちらは原作にかなり忠実。ですが、こまやかな遊びがいたるところに仕掛けられていて、これがほんとに楽しいー。
なんかみんなすっとぼけてて、どのキャラクターにも親しみが持てる。
原作読んでると「ガスコーニュ人」のダルタニアン、というのが今ひとつよくわからなかったんだけど、これ見たらなんとなくイメージ出来た。元気はつらつ、思いっきり「ス」な若者。パリ人とは違う野趣溢れる魅力。なんかすごくカワイイんですけど!マイッタ。
・カワイイといえば三銃士のおじ様方みなカワイイ。
中尾彬入ってるアトス、オリヴァー・リード。身がぱつんぱつんの中年に弱かったりして。水車でぐるぐる回っちゃってるし(キーファーならあり得ない)好きだー。アラミスも、胡散臭い男前っぷりでイイ!少し松野さん(沢田亜矢子の元夫)に見えてしまってゴメン!チェンバレンさん。リシュリュー卿もロシュフォール(チャールトン・ヘストン、クリストファー・リー)もイカス!
姐さんたちも、ムンムンだしね。ファーファもびっくり、ふわふわな胸(目測)。
かわいげのある人たちばかりで、エピソードも微笑ましい。ほどよくシリアス、集団劇として実に愉快です。
・みんな大事の前の小事にせわしく、ああ人間悲喜劇。
さすが世紀の大衆作家デュマ。原作も良いが、キャストも良い。
キーファーの映画のみならず、三銃士ものは面白いことがわかりました。そうそう「仮面の男」も良かったしね。ブラボー!
・この続編「四銃士」は、同時進行で撮られたそうです。LotRのよう。
四銃士では、アトスの秘密が明らかになったり悪女ミラディが大活躍したり、さらに波瀾万丈ですが、個人的には美女の誘惑にすぐフラフラになるダルタニアン君にラブです。カワイイやつ!
続編はシリアス度が濃い。ダルタニアンの使用人(?)、こきつかわれて気の毒だけど滑稽。
どっちもいいけど(合わせて見るのが一番)、「三銃士」のほうが好きかな…。なんせあの衝撃は新鮮だったので。
・いやー楽しい映画でした。
スタスキー & ハッチ
2005年7月29日 アメリカもの
●スタスキー&ハッチ
Starsky and Hutch(2004)
〈あらすじ&ドラゴン〉
四角四面なスタスキーと事なかれ主義のハッチ。一見真逆な二人がペアを組んだらパワー炸裂、暴走デカに。あの手この手で麻薬王を追い詰める。
・オリジナルを知りません。これとジョン&パンチの区別がつかないくらい何も知らん。すまん。
なので当時の雰囲気を出してるのかどーかさっぱりですが、ベン・スティラーとオーウェン・ウィルソンがこちゃこちゃ動いているのを見るのは面白かったです。
構図的にはシャンハイ・ヌーンのジャッキーとオーウェンみたい。暴走する相棒にオーウェンが嬉しげにひょこひょこついていく、というカンジ。
・脇がいい。
スヌープ・ドッグて、歌う人なんですか?まったく知らないんですが、カッコイイじゃないですか。ねろ〜んとした空気がいいですね。
ほんで、ヴィンス・ヴォーンの、ヒゲのそり跡を無視した口ひげの生え方にウケました。この人もこーゆうフガフガ鼻息の荒い役でよく彼らと共演してますね。
それでチョイ役ですが、ウィル・フェレルですよ。
やっぱりこの人にはわけがわからん面白さが備わっています。
「二匹のドラゴン」の何がイイんだか…。可笑しすぎ。
これだけでも見た価値があった。
あと、ナイフ刺さったままワーワー言ってるのとか。
・しかしよくわからないのはジュリエット・ルイスなんですが、この人はどういう方向に行こうとしてるんでしょうか。色んな映画でちょこちょこ見かけるのでちょっと気になる。今回はセクシー系でした…が。
・ところでオーウェンて、ワイルドなハンサムなわりには、すっとんきょーな声が面白く、もへーとした喋り方がまたキュート、などと思っていたのだが、先日テレビ見てたら彼の吹き替えがとってもシブくていい声だったので、それでは普通のカッコイイ兄さんではないか〜とちょびっと不満だったのであります。
Starsky and Hutch(2004)
〈あらすじ&ドラゴン〉
四角四面なスタスキーと事なかれ主義のハッチ。一見真逆な二人がペアを組んだらパワー炸裂、暴走デカに。あの手この手で麻薬王を追い詰める。
・オリジナルを知りません。これとジョン&パンチの区別がつかないくらい何も知らん。すまん。
なので当時の雰囲気を出してるのかどーかさっぱりですが、ベン・スティラーとオーウェン・ウィルソンがこちゃこちゃ動いているのを見るのは面白かったです。
構図的にはシャンハイ・ヌーンのジャッキーとオーウェンみたい。暴走する相棒にオーウェンが嬉しげにひょこひょこついていく、というカンジ。
・脇がいい。
スヌープ・ドッグて、歌う人なんですか?まったく知らないんですが、カッコイイじゃないですか。ねろ〜んとした空気がいいですね。
ほんで、ヴィンス・ヴォーンの、ヒゲのそり跡を無視した口ひげの生え方にウケました。この人もこーゆうフガフガ鼻息の荒い役でよく彼らと共演してますね。
それでチョイ役ですが、ウィル・フェレルですよ。
やっぱりこの人にはわけがわからん面白さが備わっています。
「二匹のドラゴン」の何がイイんだか…。可笑しすぎ。
これだけでも見た価値があった。
あと、ナイフ刺さったままワーワー言ってるのとか。
・しかしよくわからないのはジュリエット・ルイスなんですが、この人はどういう方向に行こうとしてるんでしょうか。色んな映画でちょこちょこ見かけるのでちょっと気になる。今回はセクシー系でした…が。
・ところでオーウェンて、ワイルドなハンサムなわりには、すっとんきょーな声が面白く、もへーとした喋り方がまたキュート、などと思っていたのだが、先日テレビ見てたら彼の吹き替えがとってもシブくていい声だったので、それでは普通のカッコイイ兄さんではないか〜とちょびっと不満だったのであります。
画像でないのが残念!
●恋の闇愛の光
Restoration(1995)
〈あらすじパイナップル〉
17世紀ロンドン。才能はあるが時勢に流されやすい医師メリヴェル。王の寵愛を受けるも文無しに。現実に返った彼は自分の責務を全うする。するとそこには王の祝福があった。
・これはとっても面白い。
ダウニーJrの出演作を色々見た中で、個人的には高ランク、興味深い作品です。
・捻りすぎてお昼のドラマみたいな邦題になってますが、原題は「王政復古」の意らしい。
王様ってすごい!王様の権力ここにあり、なストーリーとして見るとなかなか愉快。
なんといっても衣装・セットが豪華絢爛。それだけでも楽しいですが(コスプレものが好きだから)、それに対して主人公がかなり人間くさいのが素敵なギャップです。
アマデウスほど超越した才能なら話も更にきらびやかになるでしょうが、あくまで通常レベルの天才が天国と地獄を見るところ、それも王様のさじ加減ひとつで、というのが見所。
・王様はサム・ニール。ジュラシック・パークで逃げまくってた博士。
あのときは志垣太郎…としか思わなかったけど、とてもいいです。気まぐれで、権力で勝手に人の人生を決めてしまう王様…と思いきや朕はずっとお前のことを見ていたのだぞよ、という何かこの、お釈迦様クラスの手のひらをお持ちだったという雰囲気を出している。
・そんなわけで後半のメグ・ライアンとのくだりはあまり興味がなくて、とにかく人生修行を乗り越えたメリヴェルが、王様に「合格!」印を貰ってめでたしめでたし。ある種、寓話のようでした。
簡単に人に地位を与えたり剥奪したり、この世の栄華を誇るあんたは一体何者なんだ?…
それは王様だ!という話。かな?
・ビドノルド荘に非常に憧れる私。
館の主人のダウニーJrはパイナップルでもてなしてくれるし、朝起きればサー・マッケランがお茶を!身の回りの世話を!ヒュー・グラントが肖像画描いてくれるし、いいなぁビドノルド荘。ホームステイしたいー。
・王様を主人公にして「花の倫敦・王様大岡裁き(?)」みたいなシリーズを作ってほしいぞよ。
・器はシリアス大河ロマンですが、話も一応そうなんですけど、何か脳天気な楽しさを感じる話です。ほのぼのします。
巨額を投じた結果が「号泣」とか「感動の嵐」じゃないところが(そうだった方すみません)、またお気に入り。
●恋の闇愛の光
Restoration(1995)
〈あらすじパイナップル〉
17世紀ロンドン。才能はあるが時勢に流されやすい医師メリヴェル。王の寵愛を受けるも文無しに。現実に返った彼は自分の責務を全うする。するとそこには王の祝福があった。
・これはとっても面白い。
ダウニーJrの出演作を色々見た中で、個人的には高ランク、興味深い作品です。
・捻りすぎてお昼のドラマみたいな邦題になってますが、原題は「王政復古」の意らしい。
王様ってすごい!王様の権力ここにあり、なストーリーとして見るとなかなか愉快。
なんといっても衣装・セットが豪華絢爛。それだけでも楽しいですが(コスプレものが好きだから)、それに対して主人公がかなり人間くさいのが素敵なギャップです。
アマデウスほど超越した才能なら話も更にきらびやかになるでしょうが、あくまで通常レベルの天才が天国と地獄を見るところ、それも王様のさじ加減ひとつで、というのが見所。
・王様はサム・ニール。ジュラシック・パークで逃げまくってた博士。
あのときは志垣太郎…としか思わなかったけど、とてもいいです。気まぐれで、権力で勝手に人の人生を決めてしまう王様…と思いきや朕はずっとお前のことを見ていたのだぞよ、という何かこの、お釈迦様クラスの手のひらをお持ちだったという雰囲気を出している。
・そんなわけで後半のメグ・ライアンとのくだりはあまり興味がなくて、とにかく人生修行を乗り越えたメリヴェルが、王様に「合格!」印を貰ってめでたしめでたし。ある種、寓話のようでした。
簡単に人に地位を与えたり剥奪したり、この世の栄華を誇るあんたは一体何者なんだ?…
それは王様だ!という話。かな?
・ビドノルド荘に非常に憧れる私。
館の主人のダウニーJrはパイナップルでもてなしてくれるし、朝起きればサー・マッケランがお茶を!身の回りの世話を!ヒュー・グラントが肖像画描いてくれるし、いいなぁビドノルド荘。ホームステイしたいー。
・王様を主人公にして「花の倫敦・王様大岡裁き(?)」みたいなシリーズを作ってほしいぞよ。
・器はシリアス大河ロマンですが、話も一応そうなんですけど、何か脳天気な楽しさを感じる話です。ほのぼのします。
巨額を投じた結果が「号泣」とか「感動の嵐」じゃないところが(そうだった方すみません)、またお気に入り。